ポートフォリオ

【ポートフォリオ公開】2021年は大幅減配!保有銘柄の2021年の配当予想をまとめてみた!

  • 高配当投資をしている人のポートフォリオを知りたい方
  • 各銘柄の配当予想を知りたい方
  • 自身のポートフォリオと見比べてみたい方

こんな方に向けた記事です。

2月の決算もそろそろ出揃ってきました。

各企業がコロナによる影響を決算に盛り込み、配当予想が明らかになってきた企業も多いと思います。

そこで本記事では、私の保有銘柄の配当予想を分析してみました。

本記事でわかること
  • 高配当投資家の私のポートフォリオ
  • 各銘柄ごとの配当予想
  • ポートフォリオ全体の利回り・含み益

※株価情報は2021年2月20日時点の情報となります。

私の日本高配当投資ポートフォリオ

私の現在の日本高配当投資ポートフォリオは以下の通りです。

銘柄コード銘柄名評価額現在配当利回り
2124ジェイエイシーリクルートメント21,8404.17
2169CDS137,2003.64
2169CDS4,1163.64
2393日本ケア338,2002.72
2393日本ケアサプライ6,7642.72
2914JT193,0006.74
2914日本たばこ産業9,6506.74
3244サムティ24,3324.72
3763プロシップ4,0082.62
4326インテージホールディングス5,9552.02
4327日本SHL250,5003.03
4327日本エス・エイチ・エル5,0103.03
4502武田薬369,7004.87
4502武田薬品工業3,6974.87
5108ブリヂストン4,1173.16
6073アサンテ23,8563.52
6087アビスト299,0003.41
6087アビスト2,9903.41
6301コマツ322,2001.33
7921TAKARA & COMPANY5,2683.08
7995バルカー14,8404.25
8001伊藤忠商事3,2112.74
8031三井物産4,3503.68
8058三菱商事2,9444.55
8306三菱UFJ165,0004.55
8306三菱UFJフィナンシャル・グループ6,0504.55
8316三井住友フィナンシャルグループ3,7235.1
8591オリックス24,7384.3
8593三菱Uリース171,9004.45
8750第一生命ホールディングス3,7423.31
8766東京海上ホールディングス5,3454.4
8999グランディハウス18,1205.3
9432日本電信電話5,7083.68
9433KDDI3,4163.51
9436沖縄セルラー電話4,8253.19
9769学究社15,8164.93
9986蔵王産業138,5003.25

こちらが私の日本株の保有銘柄です。

一部重複した銘柄がありますが、SBI証券とSBIネオモバイル証券で別々に購入しているためです。

こちらのポートフォリはまだまだ理想とは程遠いため、全て同じにすることはお勧めしません。

  • 保有銘柄が少ない(30銘柄程度。高配当投資は最低でも50銘柄以上への分散投資が鉄則)
  • セクター分散ができていない
  • 銘柄ごとの保有比率に大きく差がある

高配当投資を始めた時点では、高配当投資を正しく理解しておらず、今のようなポートフォリオを組んでしまいました。

勉強をするにつれて、もっとポートフォリオを調整したいと考えるようになりましたが、株価はひたすら上昇し、なかなか買い場が来ず、現在のような歪なポートフォリオとなっています。

ただし、個別の銘柄ごとは銘柄分析をしているため、ある程度おすすめできると考えています。

それでは、現在の私のポートフォリオの2020年⇨2021年の配当予想について細かくみていきます。

2021年増配予想は10銘柄

2021年に増配予想の銘柄は10銘柄でした。

やはりコロナ影響もあり、増配する銘柄も少なく、増配率も少ない印象です・・・。

銘柄コード銘柄名2020年配当2021年配当予想配当増減率
5108ブリヂストン11013018.18%
9432日本電信電話9510510.53%
9769学究社60658.33%
9436沖縄セルラー電話1451546.21%
8766東京海上ホールディングス2252354.44%
8999グランディハウス23244.35%
9433KDDI1151204.35%
8001伊藤忠商事85883.53%
8593三菱Uリース2525.52.00%
8058三菱商事1321341.52%

増配率トップは5108 ブリヂストン

増配率のトップは「ブリヂストン」の18.18%でした。

ブリヂストンは決算期が12月であり、2月16日に2020年度の本決算が発表されました。

(出典:株探)

  • 2020年度はコロナ影響が赤字転落
  • ただし2020年度の配当は当初105円の予想から110円へ引き上げ
  • 2021年は黒字転換を予想しており、配当も130円へ増配

2020年度はコロナ影響により苦しい事業運営を強いられた形です。

しかし、生産拠点の削減・事業売却等を通じて、2021年度は黒字転換予想。

ブリヂストンの財務状況は

  • 自己資本比率は50%以上
  • 営業CFは毎年黒字で5000億円以上を毎年稼いでいる
  • 利益剰余金は2兆円
  • 配当金の支払い金額は毎年1000億円程度

と、非常に強固な財務基盤を誇っています。

業績に上下はあるものの、安心して保有できる銘柄であると考えています。

2021年減配予想は8銘柄

続いて、2021年に減配予想の銘柄です。

減配予想は下記の8銘柄。

増配銘柄よりは少なかったものの、減配率が20%を超える銘柄が4社と厳しい状況が現れています。。。

銘柄コード銘柄名2020年配当2021年配当予想配当増減率
6301コマツ9443-54.26%
9986蔵王産業6145-26.23%
3763プロシップ4535-22.22%
4327日本SHL9676-20.83%
2914JT154130-15.58%
2124ジェイエイシーリクルートメント8070-12.50%
7995バルカー10090-10.00%
2169CDS5550-9.09%

減配率トップは6301 コマツ

減配率のトップは「6301 コマツ」で、なんと半減以上の54.26%の減配となります。

  • 2019年⇨110円
  • 2020年⇨94円
  • 2021年⇨43円

と年々悪化しています。

一方でコマツの財務状況は

  • 自己資本比率は50%
  • 営業CFも毎年3000億近い黒字を継続
  • 利益剰余金は1兆5000億円以上

非常に強固な財務基盤があります。

コロナ影響がどこまで長引くかは分かりませんが、業績の回復とともに、配当金も回復してくれることを願っています。

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ポートフォリオ全体の考察

ここからは、ポートフォリオ全体としての成績を考察してみます。

保有30銘柄のうち

  • 増配銘柄⇨10銘柄
  • 減配銘柄⇨8銘柄
  • 据え置き⇨12銘柄

と、コロナ影響下でも増配銘柄が減配銘柄数を上回り結果となりました。

2021年のポートフォリオ全体の配当増減率

銘柄数では増配銘柄が上回りましたが、、実際に保有金額を元に貰える配当がどう変化したのかをみていきます。

2020年受取配当金108,593円
2021年受取配当金予想96,907円
対前年比(円)-11,686円
対前年比(%)-10.76%

受取配当金額で計算すると、対前年比で1万円以上のマイナスという結果に・・・

増配銘柄数の方が多かったのに、金額で見ると-10%以上マイナスになってしまった理由は・・・

  • 増配銘柄の増配率がわずかだった
  • 一方、減配銘柄は20%以上減配の銘柄が4社もあった
  • 減配銘柄への投資金額が大きかった

ということになります。

増配金額上位

銘柄コード銘柄名2020年配当2021年配当予想前年比
8593三菱Uリース7,5007,650150
9769学究社72078060
8999グランディハウス92096040
9432日本電信電話19021020
5108ブリヂストン11013020
8766東京海上ホールディングス22523510
9436沖縄セルラー電話1451549
9433KDDI1151205
8001伊藤忠商事85883
8058三菱商事1321342

増配銘柄は10銘柄ありましたが、三菱UFJリース以外は投資金額も小さく、全く恩恵を受けることができませんでした。

減配金額の上位

銘柄コード銘柄名2020年配当2021年配当予想前年比
6301コマツ9,4004,300-5,100
2914JT15,40013,000-2,400
4327日本SHL9,6007,600-2,000
9986蔵王産業6,1004,500-1,600
2169CDS5,5005,000-500
2124ジェイエイシーリクルートメント1,040910-130
2914日本たばこ産業770650-120
7995バルカー700630-70
4327日本エス・エイチ・エル192152-40
3763プロシップ135105-30
2169CDS165150-15

こちらは、コマツ・JT・日本SHLなど、保有金額が大きかった銘柄が減配率も大きく、結果として受取配当金の大きな下落の要因となりました。

ポートフォリオ全体の予想配当利回り

続いて、現在の保有銘柄の配当予想利回りを算出してみます。

2021年予想配当利回り
  • 保有銘柄の評価額:2,623,631円
  • 受け取り予想配当金:96,907円
  • 予想配当利回り:3.69%

と、高配当とは言えるものの、なかなか微妙な数字に・・・

もし2020年と同じ配当だった場合は、

もし2020年と配当が同じだった場合
  • 保有銘柄の評価額:2,623,631円
  • 受け取り予想配当金:108,593円
  • 予想配当利回り:4.14%

とやはり減配の影響がかなり大きく響いています。

ただし、これは現在株価での利回りであり、購入金額で計算すると

購入金額での利回り
  • 購入金額:2,254,287
  • 受け取り予想配当金:96,907円
  • 予想配当利回り:4.30%

コロナ相場後の底値付近で買えた銘柄も多く、購入金額に対する利回りは4.3%とまずまずの利回りです。

ポートフォリオ全体の含み益

最後に、ポートフォリオ全体の含み損益も見ていきます。

ポートフォリオ全体の含み損益
  • 購入金額:2,254,287
  • 評価額:2,623,631円
  • 評価益(円):369,340円
  • 評価益(%):16.38%

評価益は大きなプラスを維持できています。

配当金も含めたトータルの利回りは約20%でしょう。

高配当投資とは言え、株価が上昇してくれることは非常に嬉しく、安心感があります。

個別銘柄ごとの損益は以下の通りです。

なんと、配当増減率でダントツ最下位位だった「6301 コマツ」が損益ではトップでした!

減配発表後の底値で変えたことが要因でしょうか・・・。

当時は何も知らずに買っていましたが・・・。

銘柄コード銘柄名損益(円)損益(%)配当利回り配当増減率
6301コマツ12750065.49%1.33%-54.26%
6087アビスト10740056.05%3.41%0.00%
8001伊藤忠商事88237.87%2.74%3.53%
8750第一生命ホールディングス100036.47%3.31%0.00%
4326インテージホールディングス158036.11%2.02%0.00%
8306三菱UFJ4110033.17%4.55%0.00%
8031三井物産106432.38%3.68%0.00%
2393日本ケアサプライ140426.19%2.72%0.00%
8306三菱UFJフィナンシャル・グループ121025.00%4.55%0.00%
8316三井住友フィナンシャルグループ62320.10%5.10%0.00%
6087アビスト49619.89%3.41%0.00%
8058三菱商事45418.23%4.55%1.52%
4327日本エス・エイチ・エル76818.10%3.03%-20.83%
9432日本電信電話82416.87%3.68%10.53%
5108ブリヂストン57016.07%3.16%18.18%
8593三菱Uリース2310015.52%4.45%2.00%
2393日本ケア4460015.19%2.72%0.00%
9436沖縄セルラー電話62514.88%3.19%6.21%
8766東京海上ホールディングス69014.82%4.40%4.44%
4327日本SHL2850012.84%3.03%-20.83%
8999グランディハウス188011.58%5.30%4.35%
2169CDS121009.67%3.64%-9.09%
9433KDDI2467.76%3.51%4.35%
6073アサンテ14566.50%3.52%0.00%
3244サムティ12745.53%4.72%0.00%
8591オリックス12605.37%4.30%0.00%
2169CDS1563.94%3.64%-9.09%
3763プロシップ992.53%2.62%-22.22%
7995バルカー1751.19%4.25%-10.00%
9986蔵王産業5000.36%3.25%-26.23%
9769学究社-240-1.49%4.93%8.33%
2914JT-9500-4.69%6.74%-15.58%
4502武田薬-19800-5.08%4.87%0.00%
7921TAKARA & COMPANY-303-5.44%3.08%0.00%
2914日本たばこ産業-1090-10.15%6.74%-15.58%
4502武田薬品工業-425-10.31%4.87%0.00%
2124ジェイエイシーリクルートメント-2834-11.49%4.17%-12.50%

高配当投資は購入タイミングと銘柄分析が必要で難易度高い

ここまで私のポートフォリオの公開と、配当金の増減・含み損益を見てきました。

  • 増配銘柄は10銘柄
  • 減配銘柄は8銘柄
  • ポートフォリオ全体では10%の減配予想
  • 予想配当利回りは3.69%
  • 購入金額に対する予想利回りは4.3%
  • 含み益は36万円のプラス/16%以上のプラス
  • 減配率が最も大きかった「コマツ」が、損益ではトップに

いくら高配当投資が「配当の予想がしやすい」とは言え、やはり企業業績を予想するのは簡単ではありません。

ましてや、コロナ影響は企業自体が見通せない状況のため、私みたいな素人がわかるわけがありませんね・・・。

ポートフォリオ全体で-10%以上の減配はショックですが、大きな含み益となっていることは安心材料です。

また、減配した銘柄も財務状況自体は問題ない企業ばかりなので、気長に待ってみるつもりです。

改めて「高配当投資は難易度が高い」ことを思い知らされた結果でした。

今後も、ポートフォリオや個別の銘柄分析を発信していくので、よかったら参考にしてみてください。

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