- 仮想通貨の暴落で損失を被っている人
- 今回の仮想通貨大暴落の理由を知りたい方
- 仮想通貨を保有しており今回の暴落で手放そうか考えている人
- 仮想通貨の暴落でどれくらいマイナス影響を食らっている人がいるのか知りたい人
こんな方に向けた記事です。
2021年2月23日現在、仮想通貨の大暴落がきていますね。。。
最近の仮想通貨バブルの波に乗り、資産の一部に仮想通貨を組み入れている投資家の方も多いと思います。
私もそのうちに一人です。
- 今回の暴落による私の損失額
- 総資産への影響度合い
- 今後の仮想通貨との向き合い方・ポジション
について、記事にしていきます。
今回の仮想通貨大暴落の下落幅は?下落理由は?

ビットコインの1時間足チャート

全ての仮想通貨が大暴落をしており、軒並み前日比20〜30%以上の下落となっています。
私が保有している通貨も
- BTC:-15%
- ETH:-21%
- XRP:-25%
と大きな影響を受けています。
ドル/円などの為替とは異なり、1日で10%以上価格が変動することも珍しくない仮想通貨ですが、今回は全通貨が大暴落と異様な光景です。
なぜ大暴落が起きたのか?
それでは、なぜ仮想通貨の大暴落が起きたのでしょうか?
ネット上では様々な理由が指摘されていますが、複合的な要因で大暴落が発生しているようです。
- FRBのイエレン議長が仮想通貨に対してネガティブ発言
- テスラのイーロン・マスク氏が「ビットコインが価格が高いように見える」とツイート
- 納税資金確保のために多くの投資家が売りを先行させる
- 大きな下落で怖くなった一般投資家が売りに出る
といった流れのようです。
(参考:https://cc-rashinban.com/a1850/ )
今回の大暴落による総資産への影響
私は3つの通貨に10万円ずつ投資をしています。
- BTC(ビットコイン)
- ETH(イーサリアム
- XRP(リップル)
これらの資産推移は本日時点で以下のとおりです。

合計 | ビットコイン (BTC) | イーサリアム (ETH) | リップル (XRP) | 含み益 | 含み益(%) | |
2020年12月末 | 365,688 | 155,668 | 144,908 | 65,112 | 65,688 | 21.90% |
2021年1月1週 | 554,462 | 219,514 | 237,170 | 97,778 | 254,462 | 84.82% |
2021年1月2週 | 522,019 | 201,118 | 232,711 | 88,190 | 222,019 | 74.01% |
2021年1月3週 | 522,283 | 184,172 | 250,649 | 87,462 | 222,283 | 74.09% |
2021年1月4週 | 558,346 | 189,081 | 278,708 | 90,557 | 258,346 | 86.12% |
2021年2月1週 | 692,606 | 210,867 | 336,767 | 144,972 | 392,606 | 130.87% |
2021年2月2週 | 807,824 | 264,152 | 358,709 | 184,963 | 507,824 | 169.27% |
2021年2月3週 | 849,651 | 288,337 | 389,735 | 171,579 | 549,651 | 183.22% |
2021年2月23日 | 680,334 | 254,731 | 287,915 | 137,688 | 380,334 | 126.78% |
先週比(円) | -169,317 | -33,606 | -101,820 | -33,891 | -169,317 | – |
先週比(%) | -19.93% | -11.66% | -26.13% | -19.75% | -30.80% | -56.44% |
仮想通貨全体での影響は先週比で
- -169,317円
- -19.93%
ほぼ1日で20万円近いマイナスは痛手ですが、まだまだ十分含み益も出ており、今回の大暴落もそこまで気にしていません。
総資産全体への影響を見ても、1%程度です。
そのため、
- 心理的ダメージ
- 資産的ダメージ
を全く感じずに、今回の大暴落をやり過ごすことができています。
私の仮想通貨へのスタンス
今回1日で約20%の下落の大暴落となり、仮想通貨投資家にとっては非常にダメージが大きい1日だったかと思います。
今後もまだまだ下落する可能性もあり、非常に気が気じゃない人もいることでしょう。
しかし、私は今回の大暴落でも全くと言って良いほどダメージはありません。
私の仮想通貨への投資スタンスは
- 長期保有
- 資産の1〜3%程度にする
- 追加投資はしない
ことを徹底しています。
長期保有
仮想通貨の保有は「10年以上の長期保有」を考えています。
そのため、1日の価格の上下は全く気にしていません。
仮想通貨の未来はわかりませんが、
- ブロックチェーン技術の他領域・世界的な普及
- 埋蔵量に限りがある
- 通貨しての普及
により、長期的には価格は上昇していくと考えています。
「10年後に価格が100倍になっていたら良いな」
くらいの「宝くじの当選発表」を待っているような気分でいます。
そのため、短期的な売買は全く考えておらず、価格の変動も気にしていません。
資産の1〜3%程度にする
仮想通貨への投資は「総資産の1〜3%」程度にすることを心がけています。
私の総資産は現時点で1,800万円程度のため、仮想通貨の占める金額は20〜60万円が適正な価格かなと考えています。
「総資産の1〜3%」に明確な根拠はありませんが
- 0になっても心理的・資産的なダメージを受けない割合
- 100倍になっていたら、資産が倍になる割合
で考えています。
買付金額が30万円で、先週時点の評価額が85万円にまで膨らんでいたことを考えると、総資産への割合が大きくなりすぎて少し気持ち悪いとさえ思っていました。
追加投資はしない
また、今後も仮想通貨への追加投資はしないようにしています。
- 1日の価格変動が大きすぎる
- 価格の適正値に目安がない
- 分析するための材料が不明
長期的な価格上昇には期待をしていますが、「ギャンブル」だと割り切ってもいます。
昔までの私なら、現在の仮想通貨バブル・大暴落に一喜一憂していたと思います。
しかし、最近になって
- 王道の投資手法(インデックス投資)
- 銘柄分析を徹底した高配当個別投資
- 相場のリターンの適正値(3〜7%程度)
を学ぶにつれて、より「投資」に力を注ぎたいと考えるようになりました。
そのため、今後も仮想通貨への追加投資はせず、「投資」を行っていきたいと考えています。
まとめ:仮想通貨はあくまでも「ギャンブル」
ここまで、2021年2月23日に起きた、仮想通貨の大暴落についてまとめてきました。
- 2021年2月23日の1日で仮想通貨のほぼすべての通貨が20〜30%以上の大暴落
- 大暴落の要因は様々あるが、FRBイエレン議長・テスラのイーロン・マスク氏の発言が引き金
- 納税資金確保のために売りが殺到
- 大きな下落につられて、一般投資家も売るに出る
- 結果的に1日で大暴落が発生
- 私の仮想通貨のマイナスは1日で-20%/-17万円程度
- ただし総資産全体への影響は1%程度で「心理的」「資産的」にダメージはまったくない
- 仮想通貨に対しては「長期保有」「総資産の1〜3%」「追加投資をしない」ことを心がけている
- 仮想通貨への投資は、あくまでも「ギャンブル」と決めている
仮想通貨に対しては、様々な意見もありますが、現時点では「投機」「ギャンブル」の域を出ないと考えています。
- 中央集権的ではない通貨
- ブロックチェーン技術
- 送金コスト
など、様々な特徴・利点があることは事実ですが、1日で数十%も価格変動するものを「通貨」と呼ぶには時期尚早ですね。
- 「投資」だと思って資金を投入する
- 「ギャンブル」だと思って資金を投入する
だと、同じ金額の資金投入したとしても、付き合い方が全く異なってきます。
- 1日の価格変動で一喜一憂してしまう
- 大暴落で心理的ダメージを負い、日常生活に支障をきたしてしまう
- 「押し目買い」「ナンピン買い」により、追加投資行いさらに下落する
- 資産が一気に上下することに慣れてしまい、金銭感覚が壊れる
自分のリスク許容度を把握し、
- 1日にどれだけの資産変動に耐えられるか?
- 「投資」なのか?「ギャンブル」なのか?
- 総資産全体で見たときの「気持ち悪さ」がないか?
をしっかりと考えながら、向き合っていく必要がありますね。