2020年ももうすぐ終わりと言うことで、今年の投資成績を振り返っていきます。
私自身、今年の4月頃から投資方針を大きく変え、高配当・インデックス投資にシフトしました。
今年はコロナショックという、数十年に1度の乱高下があった一方で、金融緩和によるマネーが株式市場に流れ込んだこともあり、終わってみれば過去最高値という状況。
損をした人も得をした人もそれぞれだと思います。そこで30代サラリーマン・社内SEである私の投資成績を公開していきます。
- 他の人の年間投資成績が気になる人
- サラリーマンで株式投資を行っている人
- 来年の投資目標を立てようとしている人
- 30代サラリーマンの投資成績を見ることが出来ます。
- 高配当・インデックス投資をしているの投資銘柄とリターンを知ることが出来ます。
- 来年以降の投資目標の参考にすることが出来ます。
※一時的に個別銘柄を売買していた時期もありますが、損益は数万円程度のため、本記事からは除外しています。
※米国株は全て円換算で計算しています。
※配当金によるリターンは含めていません。
2020年の年間トータル損益は1,236,191円/14.07%
分類 | 買付金額 | 含み損益 | 含み損益(%) | 評価額 |
---|---|---|---|---|
日本株 | 2,029,700 | 248,080 | 12.22% | 2,277,780 |
投資信託 | 1,240,057 | 184,081 | 14.84% | 1,424,138 |
積立NISA | 231,008 | 24,088 | 10.43% | 255,096 |
米国ETF | 4,754,129 | 695753 | 14.63% | 5,449,882 |
確定拠出年金 | 234,000 | 18,501 | 7.91% | 252,501 |
仮想通貨 | 300,000 | 65,688 | 21.90% | 365,688 |
合計 | 8,788,894 | 1,236,191 | 14.07% | 10,025,086 |
私が現在の投資方針にシフトチェンジしたのが、ちょうど4月末のコロナショックの回復期の頃でした。
たまたま購入時期が良かったこともあり、投資成績は年間を通しても100万円オーバーで14%増という、十分すぎる出来でした。
それぞれのアセットで見ると、
日本株→全て高配当株のため、インカムは狙っていない。それでも12%増は嬉しい
投資信託・積立NISA→米国&全世界のインデックス投資。順調に資産が増加していて嬉しい
米国ETF→400万円ほどは高配当投資。残りはグロース投資。どちらも順調に資産増加
確定拠出年金→月々3万円の積立。節税効果もあり、資産全体の金額も大きくないため気にしていない
仮想通貨→長期保有目的。最近のXRPの下げを直撃しているが、気にしない
次に、それぞれどんな銘柄にいくらくらい投資しているかを公開していきます。
日本株

ほとんどの銘柄を、4月末に一括購入しています。
購入タイミングが良かったこともあり、多くの銘柄で損益がプラスになっています。
ただし、当時は購入タイミングを全く気にしていなかったため、武田製薬なんかはコロナバブルで上がったところをジャンピングキャッチしてしまった印象。。。
一方の、アビストやコマツは、コロナショックのそこで変えたため、50%近いプラスとなっています。
これらは全て高配当株であり、配当金目当てで購入しています。
コロナショックで減配になってしまった銘柄もありますが、財務健全な株を選定しているため、基本的には長期保有で売る想定はありません。
全体を通して配当利回りは税引き後4%位を想定しています。
以前の記事にも記載しましたが、これらの銘柄から5万円強の配当金を受け取ることが出来ているため、配当金を含めたトータルリターンはもう少し良くなります。
本来はもっと分散をさせたいのですが、4月以降なかなか買い場が来ず、そのままとなっています。
投資信託&積立NISA

投資信託と積立NISAはどちらも同じ銘柄を定期購入しています。
正直この買い方が良いかもわかりません。。。
また、S&P500に連動するインデックスファンドを2つ保有していますが、当然トータルのリターンはほぼ変わらず。。。
本当はどちらか一方にしたいのですが、何もわからない時期に購入してしまって、そのままとなっています。
まあ損はしていないからこのままで良いかなーと。
投資先は米国S&P500と全世界株。
全世界とは言っても大半は米国なので、米国ETFも含めると資産の大半を米国に投資していることになります。
米国は技術革新も米国発祥で、人口も増加しているため、基本的には今後も経済は伸びていくと考えています。
米国ETF

高配当ETFに3銘柄(HDV/SPYD/VYM)。増配ETFのVIG。ハイテクグロースETFのQQQ。
5つのETFに分散して投資をしています。
高配当ETFはコロナショック後の回復が遅れていましたが、11月頃から一気に上昇し、株価自体も戻してきました。
来年以降の投資方針としては、高配当株はタイミングを見て投資はするつもりですが、もう少し個別・グロース株に資産を向けていきたいと考えています。
高配当株は確かに自動的に離隔されるのが魅力的ではありますが、現時点でキャッシュが足りないわけではないため、資産増大を考えると高配当株よりももう少しリスクを取っても良いのではないかと考えています。
しかし、今年はコロナショック後のマネーが流入してきたいわばボーナスステージだったと考えているため、来年は少し慎重な姿勢でいるべきかとは思っています。
確定拠出年金

正直あまりコメントはありません。。。
月々3万円の積立であり、資産全体から見ても割合は低いため、あまり気にしていません。
将来退職したときに、1000万円くらい貯まっていれば良いかなーと言うくらいです。
仮想通貨

それぞれ、10万円ずつ購入していましたが、結果はこの通り。
一時期はXRPが20万円近くまで上がりましたが、最近の下落で一気に6万円台まで下がってしまいました。
まあ仮想通貨は以前の記事にも書いたとおり、0円になっても気にしない程度の額しか投資しないため、あまり気にはしていません。
将来いつか忘れた頃に100倍とかになってくれたら良いなーと言う夢を持って投資をしています。
そのため、直近ですぐに売るつもりはありません。
2020年の総括と来年の展望
2020年はコロナショックという、数十年に一度の大暴落がありました。
私自身はその時点でほとんど投資をしていなかったため、影響はありませんでした。
しかし、このコロナショックが自分の中でも契機になり、投資方針を見直すきっかけににもなりました。
現在の株高は、実体経済から大きく乖離していると感じています。
コロナの影響で、経済は大きく冷え込んでしまっているモノの、金融緩和によってあふれ出したお金が行き場を失い、株式市場に流れ込んでいることに寄る株高だと考えています。
金融緩和はいつか終わりが来ますし、コロナの影響は来年以降も続くはずです。
今年は含み益で14%増という、良すぎる結果となりましたが、投資の一般的なリターンは3~7%だと言われています。
つまり、私の今年の成績はあまりにもできすぎであり、運が良かっただけでしょう。
このことを肝に銘じて、来年以降も勘違いをせずに投資をしていきます。
来年は大きく株価が下がるのではないかと想定します。そのときに買い増しが出来るように、現金での保有を厚めにしています。
下がったときにしっかりと買えるように、相場環境をしっかり捉える目を養っていきたいです。