こんな方に向けた記事です。
- 30代前半のサラリーマン
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FIREまでに必要な期間を計算してみたけど60歳って出てしまった・・・。
これじゃあFIREじゃなくて、普通のリタイアだよ・・・。
セミリタイアを目指している人って何歳くらいでFIREしたいって考えているんだろう?
と悩みを抱えている方も多いと思います。
セミリタイア・FIREを考える上での大前提として
と人それぞれFIREまでの道のりは異なります。
そこで今回は私のFIRE計画を公開しながら、
を一緒に見ていこうとおもいます。
なお誰でも簡単にFIREまでの期間を計算できる「FIRE計算表」を無料公開しています!
結論:32歳資産2,000万円でもFIREまでの道のりは遠い
30代前半で総資産2,000万円を突破しているなら、FIREなんて余裕では?
と思い、自分で作った「FIRE計算表」を元に、FIREまでの道のりを計算してみました。
しかし実際の結果を見てみると「FIREまでの道は険しい・・・。」と思わざるを得ませんでした。
FIREってやっぱり簡単ではないんだ・・・。
そこで実際の私のFIRE計画を公開しながら、詳細を見ていきましょう。
私のFIRE計画の前提
必要な項目に私自身の今の状況を入力してみました。
- 月投資金額:15万円
- 期待利回り:5%
- 現在投資余力:1,800万円
- 生活防衛費:200万円
- 年間支出:300万円
- 現在年齢:32歳
毎月20万円以上の貯蓄が出来ており、投資信託へ積立している金額が月15万円となります。
そして、S&P500や全世界と言った「インデックス投資」と、日本個別株・米国高配当ETFの「高配当投資」を主軸として「期待利回り5%」を目標としています。
現在の総資産は2,000万円ほどですが、
と計算しています。
私の現時点でのFIRE計画
上記情報を入力し、自分で「FIRE計算表」を元に、FIREまでの道のりを計算してみました。
結果がこちらです。
完全FIREは46歳という結果となりました・・・。
「46歳」と聞くと皆さんはどんな印象を持たれるでしょうか?
その人の価値観によって感じ方は様々かと思います。
私の印象は「あまりにも遅い」という絶望感でした。。。
「FIREってあまりにも壁が高い・・・。」と絶望感を覚えました。
しかしこれはあくまでも「現時点の情報を元にした計算結果」です。
と様々な改善ポイントを考えました。
様々なパターンでシミュレーションした私のFIRE計画
そこで様々なパターンで私のFIRE計画をシミュレーションしてみました。
- パターン①:現時点の生活を元にしたFIRE計画
- パターン②:年間支出を50万円削減した場合
- パターン③:投資の期待利回りをあげた場合
- パターン④:収入増、支出削減した場合
パターン①:現時点の生活をもとにしたFIRE計画
まずは現時点の生活を元にしたFIRE計画を詳細に見ていきましょう。
2,000万、3,000万、4,000万円・・・と1,000万円増えるごとに黄色にしてみました。
- 3,000万円到達:4年後の36歳
- 4,000万円到達:7年後の39歳
- 5,000万円到達:9年後の41歳
- 6,000万円到達:11年後の43歳
- 7,000万円到達:13年後の45歳
- 7,500万円到達:14年後の46歳
資産推移のグラフはこんな感じ
現在のFIRE計画でわかることは
完全FIREまで14年と考えるとあまりにも遠い道のりに感じていました。
しかし冷静にFIRE計画を見てみると
という気づきも得ることが出来ました。
パターン②:年間支出を50万円削減した場合
続いて「年間支出を50万円削減したパターン」で検証していきます。
現在の年間支出は300万円(月25万円)ですが、
支出の改善ポイントはたくさんあります。
そこで「年間支出を250万円」としてシミュレーションをしてみます。
年間支出を250万円(月20万円+α)とした場合、、、
となります。
投資予定金額や利回りは変えていないため総資産の推移に変更はありません。
しかし生活費を50万円減らすことによって
と大きな効果をもたらしてくれることがわかります。
特に、「サイドFIREならあと4年」というのは驚きの発見でした。
ただし、以下のポイントは注意したいところですね。
4年後というのは非常に近い未来ではありますが、私自身が「FIRE生活」を想像し切れていません。
こうして計算してみると、自身の価値観をより考える必要があると痛感しています。
パターン③:期待利回りを上げた場合
期待利回りの相場は、一般的に3~7%と言われています。
そこで期待利回りのみを変動させてシミュレーションしています。
期待利回り7%の場合
期待利回り10%の場合
利回りを変動したパターンのまとめ
期待利回りを高めることでFIREまでの期間を大きく短縮させることが出来るみたいですね。
パターン | 5,000万 | 完全FIRE | サイドFIRE |
---|---|---|---|
パターン① | 9年後(41歳) | 14年後(46歳) | 6年後(38歳) |
パターン②(支出50万減) | 9年後(41歳) | 12年後(44歳) | 4年後(36歳) |
パターン③(利回り7%) | 8年後(40歳) | 12年後(44歳) | 5年後(37歳) |
パターン③(利回り10%) | 6年後(38歳) | 10年後(42歳) | 4年後(36歳) |
パターン④:収入アップ・支出減の場合
最後に一番欲張りなパターンです。
収入をアップさせて投資金額を増やし、かつ節約をして支出を削減するパターンです。
これらの改善策により
月投資金額20万、年間支出250万、期待利回り5%の場合
月投資金額20万、年間支出250万、期待利回り7%の場合
月投資金額20万、年間支出250万、期待利回り10%の場合
全てのパターンのまとめ
ここまでのシミュレーション結果をまとめてみます。
パターン | 5,000万 | 完全FIRE | サイドFIRE |
---|---|---|---|
パターン① | 9年後(41歳) | 14年後(46歳) | 6年後(38歳) |
パターン②(支出50万減) | 9年後(41歳) | 12年後(44歳) | 4年後(36歳) |
パターン③(利回り7%) | 8年後(40歳) | 12年後(44歳) | 5年後(37歳) |
パターン③(利回り10%) | 6年後(38歳) | 10年後(42歳) | 4年後(36歳) |
パターン④(利回り5%) | 8年後(40歳) | 10年後(42歳) | 4年後(36歳) |
パターン④(利回り7%) | 7年後(39歳) | 9年後(41歳) | 3年後(35歳) |
パターン④(利回り10%) | 6年後(38歳) | 7年後(39歳) | 3年後(35歳) |
パターン④で期待利回り10%まで高めることが出来れば
と大きな期間短縮が出来ることがわかりました。
ただしこれはあくまでも机上の空論で以下の注意点があります。
そうは言ってもFIREを目指し、少しでも期間を短縮したいのでのであれば
ことで成果出ることを知ることが出来ました。
まとめ:FIREまでの道のりは遠い!ただし改善によって期間の短縮は可能!
ここまでは「FIRE計算表」を元に様々なパターンで検証をしてきました。
パターン | 5,000万 | 完全FIRE | サイドFIRE |
---|---|---|---|
パターン① | 9年後(41歳) | 14年後(46歳) | 6年後(38歳) |
パターン②(支出50万減) | 9年後(41歳) | 12年後(44歳) | 4年後(36歳) |
パターン③(利回り7%) | 8年後(40歳) | 12年後(44歳) | 5年後(37歳) |
パターン③(利回り10%) | 6年後(38歳) | 10年後(42歳) | 4年後(36歳) |
パターン④(利回り5%) | 8年後(40歳) | 10年後(42歳) | 4年後(36歳) |
パターン④(利回り7%) | 7年後(39歳) | 9年後(41歳) | 3年後(35歳) |
パターン④(利回り10%) | 6年後(38歳) | 7年後(39歳) | 3年後(35歳) |
そもそも現在の私の状況としては
と今後生活が大きく変化するため、FIRE計画も大きく変わってくると思います。
また、今回自分のFIRE計画を立ててみて、あらため自分の人生と向き合うことの大切さに気付きました。
単純に現在の状況だけではFIREまでの道のりは計れないと痛感しました。
皆さんも、ご自身のFIRE計画を立てる場合は、ご自身の人生計画も一緒に考えてみることをオススメします。
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