
最近本屋で見つけた「FIRE 最強の早期リタイア術-最速でお金から自由になれる究極メソッド」って本が気になっているんだよねー。

本屋でも大きく取り上げられてるよね。FIRE本の世界的ベストセラーって聞いたことがあるけど、読んだ人の感想も聞いてみたいな。

- 「FIRE 最強の早期リタイア術-最速でお金から自由になれる究極メソッド」を読んだので、感想をまとめていきます。
- 私自身もFIREを目指し、日々投資や節約に励んでいます。
- FIREを実際に目指している人の目線から、本書を解説することができます。
- 実際にFIREを目指している人の目線から、本書の価値を解説できます。
- 書評ブログにあるような単純なあらすじのまとめではありません。
- FIREを目指している人の目線から、本書のポイントを解説します。
- 本書を購入するかどうかの判断基準を知ることができます。
結論:FIREを目指している人にとっては必ず読んでほしい一冊
まず最初に結論から記載します。
あなたがFIREを目指しているのであれば、必ず購入して読んでほしい一冊です
- どんな人がFIREできるのか?
- FIREに必要な行動・マインドは何か?
- FIREのリスクと回避方法
- FIRE後の生活
- FIRE後の生活のリスクの回避方法
などを本書から学ぶことができます。
FIREを目指している方であれば、ぜひ購入して読んでみることをお勧めします。
あらすじ

本書は著者の方の、人生の自叙伝のような形式で進んでいきます。
著者は中国出身で、中国の中でも貧しい家庭で生まれ育ちました。
- 中国の全体主義の体制下で育った幼少時代
- 1日44セントでの生活
- コカ・コーラがそれまでの人生の中で最も感動した経験
- 飲み終わったコカ・コーラの空き缶が最も大切な宝物
そんな著者ですが、ある時カナダに家族で移住をすることになります。
中国での貧しかった生活・マインドが糧となり、自分の人生について考え始めます。
- どうすればお金を多く得られるのか?
- どうすれば早く仕事から脱出できるのか?
- 多くの人にとって当たり前のことは、本当に当たり前なのか?
著者は、多くの経験を重ねながら、次第に資産を増加させていきます。
そして、ついに若干31歳でミリオネアになり、FIREを果たします。
さらに本書では、FIRE後の生活についても詳細に語られています。
- FIRE後の暮らしぶり
- FIRE後の生活のリスク
- FIRE後に資産が減らないようにするための対策
著者がどのような手段で、FIREを達成したのか?FIRE後はどのような生活を送っているのか?
本記事では、詳細は語りませんのでぜひ本書を購入してご自分で確かめてみてください
ポイント①:FIREまでの経緯・FIRE後の生活が克明に記されている

多くの投資本には
- 投資テクニック
- 投資に対するマインド
- 購入した銘柄
などが記載されていることが多いと思います。
一方で、下記のような点には触れられていることが少ないと思います。
- 著者のバックグラウンド
- どのような環境下で育ち、経験をしてきたのか
- なぜその判断・行動をしたのか?
- 結局今はどのような生活をしているのか?
本書では、これらのポイントまでも克明に記されています。
もちろん投資テクニックやマインドも十分に記されていますが、それにも増して著者のバックグラウンドが多く書かれています。
これには理由があります。
それはこの著者のバックグラウンドは、多くの人にとって自分よりも貧しい生活だからです。
そんな貧しい生活をしてきた著者が、なぜFIREを達成できたのか?が克明に記されています。
言わば、投資本というよりも投資小説に近いかもしれません
ポイント②:再現性のあるFIREのメソッドが詳細に記載されている

「投資小説」という表現をしましたが、もちろん「投資テクニック」についても詳細に記載されています。
そして「投資テクニック」だけではなく「FIRE」への道筋を示してくれており、単純な「投資テクニック」だけが語られているわけではありません。
- 自らの「やりたいこと」にどう向き合うべきか?
- 借金・ローンとの付き合い方・考え方
- 持ち家か賃貸か?
- 本物の銀行強盗とは?
- 投資かかる手数料
- 暴落への対応策
- 現代ポートフォリオ理論
- 4%ルール
- 現金クッションと利回りシールド
などなど、投資に向き合うマインドから手法・節約への取り組み方など、多くのことを学ぶことができます。
特に「FIRE」を実現したい人にとって、「FIREへの道筋」が克明に記されています。
ポイント③:FIRE達成後のリスク・対策についても記されている
多くの投資本には「資産の増やし方」は記されています。
しかし「お金の守り方」「リスクへの対処方法」については触れられていないですよね。
本書ではリスクや対処方法についてもしっかりとまとめられています。
- FIRE後の落とし穴
- 節約のために世界旅行?
- 4%ルールの大きな問題点
- バケツシステム
- インフレーションリスク
- 子供はどうする?
- コミュニティの喪失
- アイデンティティの喪失
などなど、、、
「お金の増やし方」だけではなく、「FIRE後の生活」「自身が体験したリスク」「その乗り越え方」まで克明に記されています。
「ただお金を稼げば終わり」ではなく、その後の人生のイメージを持つことができます。
本書が向かない人は?
一方で、本書が必ず全員に響くかというとそうではありません。
- FIREを目指していない人
- 個別株投資やリスク資産に興味がある人
- インデックス投資・配当に興味がない人
- 仕事をバリバリ頑張りたい人
あくまでも「FIREを目指している人がどうすれば早期リタイアを実現できるのか?」を説いた本です。
そのため、上記に挙げた人にとっては、本書が響かないですし、そもそも目指している方向性が大きく異なります。
まずは、ご自分が上記に当てはまっていないか?を確かめてみてください。
まとめ
ここまで本書の魅力について記載してきました。
内容をまとめると
- FIREまでの経緯・FIRE後の生活が克明に記されている
- 再現性のあるFIREのメソッドが詳細に記載されている
- FIRE達成後のリスク・対策についても記されている
- 一方で方向性が一致しない人には合わない
ということを記載してきました。
FIREを目指している人にとっては、必ず読んで価値がある本だと思います。
ぜひ購入して、ご自身のFIREまでの道のりを少しでも短くしていきましょう!