自己紹介や今までの経歴の整理も兼ねて、何回かに分けて自分の経歴・投資のきっかけ・過去の失敗などを書きためておこうと思います。
もしお時間があれば見てみてください。
大学生活
私は愛知県の田舎町に生まれ育ち大学生までずっと実家で暮らしていました。
大学も国立大学と言えば聞こえは良いが、偏差値は50を越えないような学部でこれと言った取り柄もなく、普通の大学生生活を送ってきました。
大学は三重県だったため、毎日県を跨いだ通学。
片道2時間かけて通っていました。
通学時間が大変だったこともあり、サークルには入らず。しかし、自分のお金は欲しいため、地元で回転寿司のアルバイトをしていました。
ただ、このアルバイトにのめり込んでしまい、大学生活はアルバイト漬けの生活に。
ただし、アルバイトのメンバーに恵まれていたこともあり、働くこと自体は苦ではなく、むしろシフトに入っていないのに、自らボランティアで働いていたこともありました。
今思えば、バイトも良いがもっと勉強もしておけば良かったと後悔。。。
この頃から適切な金融知識があればどれだけ人生変わったんだろう。。。
就職活動
そんなこんなでアルバイト漬けの大学生活も後半にさしかかり。
当時は就職活動の解禁は大学3年生の秋で、特に目指したいものもなく、流されるままに就職活動。
ただ、得意なこともなければ、むしろ人と接することは苦手。さらに時はリーマンショック直後で内定率も過去最悪の就職大氷河期。
エントリーシートを何枚も提出し、面接にも何回も足を運ぶがお見送りばかり。
自分に何が出来るのか、将来どうなりたいか。そんなことは全く考えられておらず、とにかく内定が欲しいと必死でした。
文系大学生の就職先は、多くが金融機関や営業職。
しかし自分にはこれらの仕事は全く魅力的には感じませんでした。
金融機関は結局どの銀行も同じことやるだけ。営業職は最も自分がやりたくない仕事。
しかし時代は就職氷河期。文系で付けそうな事務系の仕事は採用人数自体が少ない、または採用中止の会社も多くありました。
そんな中、就職活動をしていくと「ITエンジニア」という仕事があることを知りました。
私自身は文系出身で、パソコンもほとんど触ったことがなく、人差し指でしかタイピングできないレベル。。。
理系の職業と思っていましたが、調べてみると文系出身の人も多く、未経験から就職して研修でなんとかなる会社もあることを知りました。
就職氷河期なこともあり、自分の中では漠然と「手に職」が付けられるような職業に憧れがあったこともあり、就職活動の軸として考えてみることに。
未経験でも採用してくれる会社に絞り、就職活動を進めていくうちに東京が本社の大手SIerの子会社の内定をもらうことが出来ました。
地元の会社で事務系の職種としての採用でも内定を頂いていましたが、なんとなくその頃はエンジニアという職業にあこがれていたこともあり、思い切ってエンジニア職の方の内定を受諾することに。
東日本大震災と上京
無事に内定も出て、大学卒業も問題が無く、大学生活最後の時間を楽しんでいました。
卒業旅行でヨーロッパに行ったり、平日は昼間まで寝ていたり。。。
今考えれば人生で一番時間の自由がある期間だったと思います。
そんな時でした。
愛知県にいながら、とんでもなく奇妙な揺れ。
今までに経験したことがないような、ゆっくりと大きく揺れる、時空がゆがんだような感覚。
そしてテレビから報道される、悲惨な映像。
本当に衝撃的でした。
愛知にいながら何か出来ることはないか?そんなことを考え、水を送ったり、募金をしたり。
そして、自分が就職する会社も愛知県に支社はあるものの、研修は東京で実施するとのことで、不安な思いを抱えながら東京へ上京することに。
ここまでが大学生活~就職までです。
次は就職した会社での仕事や投資との出会い、失敗等も語っていきます。