雑記

【目指せFIRE】FIREって何?なぜFIREを目指すのか?

私はFIREを目指して、日々投資を勉強しています。現在30代のサラリーマンですが、投資の勉強をするにつれて、FIREに少しずつではありますが近づいている実感があります。

しかし、そもそも「FIREって何?」「聞いたことはあるけど実現できるの?」「なんでFIREを目指すの?」と考えている方も多いと思います。

この記事では、それらの疑問について解説していきます。

「FIRE」ってそもそも何?

まずは「FIRE」を聞いたことのない人のために用語の解説から。

FIREとは「Financial Independence, Retire Early」の頭文字を取った言葉で、

Financial Independence→経済的自立
Retire Early→早期リタイア

を意味しています。

要するにFIREとは「経済的自立を果たし、早期にリタイアすること」です。

最近欧米の若者を中心にこの考え方が広まっており「FIREムーブメント」などと呼ばれています。

また、最近ではオリエンタルラジオの中田敦彦さんが運営している「中田敦彦のYouTube大学 – NAKATA UNIVERSITY」でも紹介され、日本でも認知度が高まってきています。

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今までの「早期リタイア」と何が違うの?

「でもその考え方って今までもあったんじゃないの?」

「早期リタイアって昔からよく言われていたような気がするけど・・・」

そんなことを考えている方もいらっしゃるかも知れません。

意味合い的には、昔からの早期リタイアと違いはありません。

ただし最近の「FIREムーブメント」は実現するためのマインドや実現手法が今までと少し違います。

今までの「早期リタイア」は、どちらかと言えば

「事業で大儲けして大金を稼ぐ」「投資で一発当てて大儲け」「豪遊しながら遊んで暮らす」

こんなイメージかも知れません。

しかし最近の「FIREムーブメント」の考え方は少し違います。

大量消費社会に疑問を抱いた欧米の若者を中心にブームとなっており、

「良い車に乗って、良い家に住み、お金の限り豪遊をする」

ではなく、

「自分の心地良いと思える分だけ消費をし、生活をする」

と言った考え方です。

つまり「自分が心地良いと思える生活を実現するためのお金さえあれば十分」「そのお金を稼ぐためには必ずしも事業で大儲けする必要ない」とマインドや実現手法が今までと異なるのです。

「FIRE」に必要な金額は?

とはいえ、そのためにも多くのお金が必要ですよね。

では一般的に言われている「FIRE」のための必要なお金の目安はどれくらいなのでしょうか?

正解は「年間支出の25倍」と言われています。

つまり

  • 月10万円の支出→年間120万円→FIREには3,000万円必要
  • 月20万円の支出→年間240万円→FIREには6,000万円必要
  • 月30万円の支出→年間360万円→FIREには9,000万円必要

と言った具合です。

いかかでしょうか?

「事業で数億円儲ける」「FXや仮想通貨で億り人」と言うわけではなく、少しハードルが下がりますよね。

しかし、いくら「自分が心地良いと思える生活だけの金額」とはいえ、やはり大金ですよね。。。

なぜ年間支出の25倍?4%ルールとは?

では、そもそもなぜ「FIREの実現には年間支出の25倍」なのでしょうか?

これは「4%ルール」という考え方があり「トリニティスタディ」という米国の金融理論から導き出された考え方です。

「トリニティスタディ」とは、過去数十年間の米国市場の実績から、株式投資によるリターンと取り崩しにより、資産寿命がどれくらい持つのかを研究したものです。

この研究によると、米国市場の過去30年間のどの期間に投資をしても取崩額を4%以内に抑えれば、ほぼ100%の確率で資産が残り続けるというモノです。

例えば3000万円の4%を毎年取り崩す場合、何もしなければ25年で底をつきます。

しかし米国市場に投資をすれば、30年後でも資産が残り続けると言うことです。

しかも資産が残るだけではなく「元本」がそのまま。つまり3000万円がそのまま残り続けると言うことです。

これは米国の高い経済成長が背景にあり、30年間のどこを切り取っても同じ結果のようです。

第2次世界大戦やリーマンショック等の経済危機を含んだ期間でも結果は変わらないようです。

このような研究結果から、米国市場に長期投資すれば、元本の4%を取り崩しても資産が残り続ける。年間支出の25倍を貯蓄すれば、FIREが実現できる。

という考えなのです。

サイドFIREという考えもある

そうは言っても、年間支出の25倍を貯めるだけでも一苦労ですよね。

なので完全なFIREではなく「サイドFIRE」という考え方もあるようです。

これはつまりFIREに必要な半分程度の資金は貯蓄した上で、残りの半分は自分で稼ぐという考え方です。

この考え方であれば、完全なる自由というわけにはいきませんが、

月に20日働いているのであれば、労働を10日間にする

といった働き方が可能になります。

先ほどのFIREの必要金額をサイドFIRE用に算出し直すと

  • 月10万円の支出→年間120万円→FIREには3,000万円必要→サイドFIREであれば1,500万円
  • 月20万円の支出→年間240万円→FIREには6,000万円必要→サイドFIREであれば3,000万円
  • 月30万円の支出→年間360万円→FIREには9,000万円必要→サイドFIREであれば4,500万円

となります。

もちろん、これでも大金なことに変わりありませんが、完全なFIREに比べればかなりハードルは下がったように感じますよね。

なぜ私がFIREを目指すのか?

ここまでFIREについて解説してきましたが、私なりの考えも記載してみます。

私自身が「FIRE」の考え方を学んだのは2020年4月頃です。

コロナショックや自身の転職も重なり、自分の将来について考えているときに、あるYoutubeチャンネルに出会いました。(このチャンネルの話はまた機会があれば)

結果的に、自分の投資に対する考え方が180度変わり、人生に対する「自由」の考え方も変わりました。

今まで、投資経験自体は10年近くありましたが、実態は投資ではなく「投機」「ギャンブル」そのものでした。

投資の基礎を全く学ばず、「話題の急成長株」「FXでレバレッジをかけて大儲け」等に夢を見て、目先の利益ばかり追い求めてしまっていました。結果的には惨敗。。。

そんなときにこの「FIRE」という考え方を学び、自信の投資方針も大きく方針転換しました。

現在は投資の基礎であり、王道でもあるインデックス投資を中心に、米国の高配当株投資なども取り入れながら、日々投資の勉強中です。

日々自身の考え方をアップデートし、学び続けることで、少しずつではありますがFIREに近づいている実感があります。

このブログではFIREへの道のりを隠すことなく、ありのまま公開して行けたらと考えています。

ABOUT ME
投資家バク
みんなのお金の不安を食べるバク。 配当金が主食。 中の人は30代のポンコツ社内SE。 総資産2400万円を突破!ポートフォリオや家計収支を全て公開しています。 20代の頃はギャンブル投資で数百万円を失うも、現在は高配当・インデックス投資を学び、資産拡大中。 大手SIer→人材業界の社内SEへの転職経験があります。

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