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優良高配当株を探せ!配当利回りランキングTOP10は罠銘柄ばかり!?おすすめは?【東証1部上場】【2021年1月29日時点】

  • 2021年1月末時点の配当利回りランキングが知りたい方
  • TOP10企業の分析結果が知りたい方
  • おすすめ高配当銘柄が知りたい方

こんな方に向けた記事です。

私の情報
  • 30代独身サラリーマン
  • 総資産1,700万円
  • 投資歴は10年
  • 高配当銘柄分析が趣味
  • 簿記2級保持
本記事でわかること
  • 2021年1月末時点の東証1部配当利回りランキングTOP10銘柄
  • TOP10銘柄の分析結果
  • おすすめ高配当銘柄

本ブログでは、おすすめ高配当銘柄の分析を行っていますので、ぜひ下記URLもチェックしてみてください。

おすすめ高配当銘柄分析

配当利回りランキングTOP10(東証一部上場)

(出典:Yahoo!ファイナンス)

利回り6%を超える超高配当株がズラリと並んでいます。

「これらの銘柄たちを買えば、1年間で6~7%が配当収入で得られる・・・」

思わず飛びついてみたくなる利回りです。

しかし、高配当銘柄選びは注意が必要です!

  • 特別配当金で利回りが高いだけの企業
  • 業績がボロボロで無配転落があり得る企業
  • 株価を支えるためだけの一時的な増配企業

配当利回りが高い銘柄は罠銘柄が非常に多いです。

利回りが高いと思って買った株が、

  • 減配
  • 無配転落
  • 最悪倒産・・・

なんてことも多々あります。

そのため、高配当銘柄を買うにはしっかりとした企業分析が必要となってきます。

  • 企業業績
  • 財務体質
  • 株主還元の姿勢

をしっかりと捉え、10年後・20年後も安定して配当金を払ってくれる企業を選ぶ必要があります。

そこで今回は、2021年1月末時点の東証一部上場高配当利回りランキングTOP10を細かく分析していきます。

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TOP10銘柄の分析

分析の判断軸は以下の10個です。

1つ5点で、50点満点で評価しています。

  • 売り上げ
  • EPS(1株当たり当期純利益)
  • 営業利益率
  • 自己資本比率
  • 営業活動によるキャッシュフロー
  • 現金
  • 1株当たり配当金
  • 配当性向
  • 配当利回り推移
  • 将来性

評点の合計のおすすめ基準は・・・

おすすめ度合い

40点~:全員ポートフォリオに入れるべき

35点~:買っておけばまず間違いなし

30点~:セクター分散・銘柄分散・利回り調整トッピングとしておすすめ

29点以下:基本買う価値なし

それでは、早速TOP10の点数を見ていきましょう!

順位コード企業名利回り評点
(50点中)
17860エイベックス(株)9.49%25
26104芝浦機械(株)7.93%28
32914JT7.41%33
47494(株)コナカ6.60%21
58304(株)あおぞら銀行6.33%30
69434ソフトバンク(株)6.25%32
78068菱洋エレクトロ(株)6.14%27
88558(株)東和銀行6.04%27
96178日本郵政(株)6.01%27
108999グランディハウス(株)5.93%32

辛うじて、30点以上が4銘柄あるものの、どれも35点以下という結果に・・・。

利回りだけで判断してはいけないということがわかりますよね。

それでは、個別により詳細な分析結果を記載していきます。

1位:エイベックス(9.49%)

評価基準点数
売上高3
EPS2
営業利益率2
自己資本比率3
営業活動によるCF3
現金等3
一株当たり配当金3
配当性向2
配当利回り2
将来性2
合計25

利回りが約10%のエイベックスですが、評点は25点以下という結果に・・・。

なぜなら、この高配当の背景には「自社ビル売却による一時的な利益」があるからです。

この一時的な利益により、1株当たりの配当金を121円に大幅増配しています。

しかし、あくまでも一時的な利益であり、来期以降は1株50円/利回り4%程度が良いところでしょう。

(出典:IRBANK)

さらに業績自体も、コロナ以前から下落傾向にあります。

(出典:IRBANK)

エイベックスの状態
  • 自社ビル売却による一時利益による増配
  • コロナ以前から業績が下落傾向
  • ビル売却が迫られるほど苦境な状況

ということで、買う価値なし企業と判断しています。

2位:芝浦機械(7.93%)

評価基準点数
売上高3
EPS2
営業利益率2
自己資本比率3
営業活動によるCF2
現金等3
一株当たり配当金4
配当性向3
配当利回り3
将来性3
合計28

2位の芝浦機械電機も28点と30点以下の結果に・・・。

芝浦機械電機も「特別配当金」を含んでいるため、利回りが高く見えています。

(出典:日経新聞)

124円30銭の特別配当を含めて、1株あたり「199円」の配当なので、

199円 – 124円 = 76円

来期は76円の予想

しかし、昨季以前は下記の通りのため、76円にも届かないと予想されます。

(出典:IRBANK)

現在株価が2,513円なので、

76円の場合 ⇒ 利回り 3.02%

50円の場合 ⇒ 利回り 1.98%

といずれしにしても、「高配当株」とは言えないですね。

3位:JT(7.41%)

評価基準点数
売上高2
EPS3
営業利益率5
自己資本比率3
営業活動によるCF4
現金等3
一株当たり配当金5
配当性向2
配当利回り4
将来性2
合計33

高配当銘柄の代表格と言える「JT」は33点という評価です。

配当利回り向上のトッピングとしてはあり」というくらいで、「超優良銘柄」という訳ではありません。

JTの強みは以下の2つです。

  • 独占による高い利益率
  • 高い株主還元の姿勢

JTの営業利益率は約25%と高利益企業です。

(出典:IRBANK)

さらに、成熟企業であるため積極的な投資は行っていません。

そのため、株主還元の姿勢が非常に高い企業です。

(出典:IRBANK)

ただし、注意したいのは配当性向の高さです。

現在の配当性向は70%以上と危険な高水準です。

高い株主還元の姿勢はありがたいですが、利益が出ない限り、配当金はどこかで頭打ちです。

特に、「たばこ産業」は今後の世の中のトレンドとも逆行する産業です。

いつか来る「減配」のタイミングをしっかりと見極めたいところです。

4位:コナカ(6.60%)

評価基準点数
売上高3
EPS1
営業利益率1
自己資本比率3
営業活動によるCF3
現金等3
一株当たり配当金2
配当性向1
配当利回り3
将来性1
合計21

コナカは合計21点と悲惨な結果に・・・。

6.6%と表面上の利回りに騙されて買ってはいけません。

業績はかなり危険な状況です。

(出典:IRBANK)

コロナ以前から業績低迷が続き、さらにコロナが追い打ちをかけている状況・・・

コナカの状態
  • コロナ以前から紳士服業界は低迷
  • さらにコロナによる在宅で紳士服業界に大ダメージ
  • 今後も在宅・リモート需要は続くため、コロナ後も影響は必至

5位:あおぞら銀行(6.33%)

評価基準点数
売上高3
EPS3
営業利益率3
自己資本比率4
営業活動によるCF2
現金等3
一株当たり配当金3
配当性向3
配当利回り4
将来性2
合計30

銀行業界でトップの配当利回りの、「あおぞら銀行」は合計30点という評価。

銀行セクターが欲しいなら買ってもよいかも」という程度でしょうか。

言い方は悪いですが「利回りが高い以外特徴がない」という存在です。

「銀行」という特性もあり仕方がないことですが・・・。

  • 銀行業界は景気敏感
  • 仮想通貨や新しい決済手段により「銀行」という存在の必要性が揺らいでいる
  • 業界は生き残りをかけ合併を繰り返している

ということから、将来性についても少し怪しいです。

6位:ソフトバンク(6.25%)

評価基準点数
売上高5
EPS3
営業利益率4
自己資本比率1
営業活動によるCF4
現金等3
一株当たり配当金2
配当性向2
配当利回り4
将来性4
合計32

通信キャリアの大手の一角、ソフトバンクは合計32点です。

よくソフトバンクは「財務体質が危ない」と言われます。

(出典:IRBANK。以下同じ)

たしかに「有利子負債」は非常に大きいです。

しかし、一方で「稼ぐ力」も併せ持っています。

営業収益(売上)は10年間で4倍

営業CFもきれいな右肩上がりのトレンドで、10年間で3倍

当期純利益も毎年大幅な黒字で、10年間で5倍近くに成長。

将来の成長のための投資」であることがはっきりとわかりますね。

しかし「配当性向」はかなり高水準の域に・・・

株主還元に積極的な姿勢は見受けられますが、少し無理している感もありますね・・・

「高配当株」という位置づけではなく「値上がり期待株」としてトッピングするのはありですね。

7位:菱洋エレクトロ(6.14%)

評価基準点数
売上高3
EPS3
営業利益率1
自己資本比率5
営業活動によるCF2
現金等3
一株当たり配当金3
配当性向1
配当利回り3
将来性3
合計27

半導体商社の菱洋エレクトロは27点という結果に。

しかし、この株も注意が必要です。

(出典:IRBANK。以下同じ)

2021年は会社設立60周年を記念した「記念配当」が出るようです。

さらに、2021年は40円の増配とのこと。

前期80円 + 40円増配 + 60円の記念配当 = 180円

大盤振る舞い。

しかし、配当性向を見ると・・・

ここ5年間は配当性向100%を超えるタコ足配当状態。

さらに、経営状態も決して良いとは言えません。

売上・営業利益はほぼ横ばい状態。

このような経営状態は、今後の配当を維持できるとは言いづらいです。

高配当に騙されないよう「罠銘柄」であることを心得ておきましょう。

8位:東和銀行(6.04%)

評価基準点数
売上高3
EPS1
営業利益率3
自己資本比率3
営業活動によるCF2
現金等4
一株当たり配当金3
配当性向3
配当利回り3
将来性2
合計27

群馬・埼玉を地盤とする地銀の東和銀行は27点という結果に。

高配当投資の重要指標である「EPS(1株当たり当期純利益)」は下落傾向・・・。

(出典:IRBANK。以下同じ)

「あおぞら銀行」と同様、銀行業界はあまり特徴がなく、その他コメントは特にないです・・・笑

9位:日本郵政(6.01%)

評価基準点数
売上高2
EPS3
営業利益率2
自己資本比率1
営業活動によるCF1
現金等4
一株当たり配当金4
配当性向4
配当利回り4
将来性2
合計27

「日本郵政」「ゆうちょ銀行」「かんぽ生命」をグループに持つ日本郵便は27点です。

経営状態が良いとは言えず・・・

(出典:IRBANK。以下同じ)

経常収益(売上)は7年で20%減

経常利益は7年で約半分という結果に・・・

安心して長期投資できる銘柄とは言えませんね。

10位:グランディハウス(5.93%)

評価基準点数
売上高4
EPS3
営業利益率2
自己資本比率3
営業活動によるCF2
現金等4
一株当たり配当金4
配当性向4
配当利回り3
将来性3
合計32

北関東を地盤に戸建て住宅を販売している「グランディハウス」は32点とまずまずの評価に。

安定して売上が伸びていることからも、経営状態が良いことがわかります。

(出典:IRBANK。以下同じ)

自己資本比率も40%前後と大きな問題はありません。

そして配当も10年で約4倍に増配しています。

分析していて、まずまず信頼できる企業と感じたので先週私は購入しています。

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高配当利回りランキングは信頼できない

ここまで2021年1月末時点の東証一部上場高配当利回りランキングTOP10を分析してきました。

まとめ
  • TOP10企業で30点以上は4社だけ
  • 4社も「優良」とまでは言えない
  • 「特別配当」で一時的に高配当になっているケースが多い
  • 経営・財務状態が悪い企業が多い
  • TOP10ランキングの利回りに惑わされてはダメ

TOP10を個別に分析してきましたが、「配当利回りが高いだけで安定性がない企業」ということがお分かりいただけたと思います。

何も知らずに、

「利回りが高いから」

というだけの理由で購入してしまうと、「減配」「無配転落」「倒産」という悲惨な目にあってしまいます。

高配当銘柄は必ず個別に分析して、信頼できる銘柄を選定しましょう。

このブログでは高配当銘柄の分析を行っていますので、今後も是非チェックしてください。

おすすめ高配当銘柄分析

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FIREを目指すモノ
30代のポンコツ社内SE。 総資産1700万円を突破! ポートフォリオや家計収支を全て公開しています。 20代の頃はギャンブル投資で数百万円を失うも、現在は高配当・インデックス投資を学び、資産拡大中。 大手SIer→人材業界の社内SEへの転職経験があります。

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