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5年以上連続増配中で配当10倍!増配率で探すおすすめの日本株の連続増配銘柄!【厳選5社】

※2021月4月30日時点の最新情報に更新

  • ただ増配しているだけでなく、増配率が高い企業を知りたい
  • 記念増配とかの一時的な増配でなく、連続して増配している企業を知りたい
  • 企業の業績もしっかり成長している企業が良い

こんな方に向けた記事です。

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本ブログで何度も特集を組んでいる「連続増配企業」ですが・・・

連続増配って言っても、増配率が低かったら魅力に感じないな・・・

毎年1円ずつ増配して「連続増配」って言われても・・・

と思う方もいるかも知れません。

「連続増配」は優良企業を探す1つの目安ですが、

  • 「連続増配」に意地になり配当性向が上昇
  • 業績は下落傾向なのに、「連続増配」を意識しすぎて経営を圧迫
  • とりあえず1円ずつでも増配し「連続増配」を維持

となっている企業が存在することも事実です。

そこで本記事では「連続増配&増配率が高い企業」を厳選して5社ご紹介します。

  • 特別配当などの一時的な増配ではなく、「連続増配企業」から厳選
  • 5年以上連続増配を続けている
  • 配当だけでなく安定した事業成長も続けている
  • 2021年度も増配・事業成長を継続

という、非常に魅力的企業ばかりです。

今回ご紹介する企業の中には「5年間で配当が10倍に成長」している企業もあります。

是非、参考にしてみてください。

銘柄選定の基準
  • 2020年度時点で5年以上連続して増配している
  • 5年間の平均増配率が50%以上の企業
  • 2021年度も連続増配・事業成長を継続

※株価・企業情報は2021年4月末時点の情報にて執筆しています。

5年以上連続増配中!驚異的な増配率を誇る日本株でおすすめの連続増配企業5選

「増配率」で見た、オススメの連続増配企業はこの5社となります。

コード企業名連続増配年数5年平均増配率過去5年増配率
6035IRジャパンHD563.45%11.67倍
2477手間いらず560.35%10.60倍
3804システム ディ556.32%9.33倍
3458シーアールイー554.49%8.80倍
2303ドーン551.57%8.00倍
過去5年増配率順。2015年→2020年の5年間の実績。連続増配年数は2020年時点。

5年間で配当金が約10倍に成長している「驚異的な増配力」を持つ企業です。

5年平均増配率が50%以上なので、2015年を基準にして2020年までの配当金額で計算しています。

2015年の配当金を10円として、5年平均増配率50%で計算すると・・・

  • 2015年:10円
  • 2016年:15円
  • 2017年:22.5円
  • 2018年:33.8円
  • 2019年:50.6円
  • 2020年:75.9円

5年間で7.59倍に成長しています。

また、「5年連続増配企業」から厳選しているため、

  • 特別配当金などによる、一時的な増配ではない
  • 連続増配できるだけの業績成長も続けている
  • 配当金を大幅に増配できるだけの財務体質を持っている

といえます。

それでは、個別の企業の分析をしていきましょう

6035 IRジャパンHD(5年増配率11.67倍)

IRジャパンは、企業のIR活動に対するコンサルティングを手掛けている会社です。

企業が株主・投資家等に対してIR活動を行う際の「情報提供」「戦略立案」「実行支援」を手掛け、IR活動のコンサルティングを行っています。

また、企業再編や事業再編等のM&Aに特化したFA業務(ファイナンシャル・アドバイザリー)も行っています。

(出典:IRジャパンHP)

業績の推移

2020年まで5年連続増収・増益を続けています。

近年は事業成長を急拡大させており、2021年度も増収・増益が見込まれています。

2021年4月16日に発表されたIRにて、2021年度の業績予想が下方修正されています。

  • 売上:97億→82.8億
  • 営業利益:47億→40.8億

大型案件・通常案件の進捗遅延が理由ですが、こちらの売上は2022年度決算に反映予定。

2020年→2021年の成長予想は

  • 売上:26.3%アップ → 7.8%アップ
  • 営業利益:29.6%アップ →12.5%アップ

さらに営業利益率も右肩上がりのトレンドを続けています。

2020年/2021年度は50%に迫る営業利益率となっており「驚異的な高収益企業」といえます。

配当の推移

配当金も2020年までで5年連続増配を続けています。

2015年に6円だった配当金は、2020年に70円と11.67倍に成長しています。

さらに2021年も大幅な増配を予定しており、

  • 70円→85円の21%増配
  • 6年連続増配を継続予定

ただし業績の下方修正のIRにより

  • 2021年のEPSは177.3円→157.6円に下落
  • 配当性向は47.94%→53.93%に上昇

となっています。

ただし過去の配当性向を見ても60%程度の記録しながら、業績も順調に成長していることを考えると特別問題のない水準と言えます。

2477 手間いらず(5年増配率10.60倍)

手間いらずは、ホテルの予約管理システムを提供している企業です。

宿泊施設向けに、複数の宿泊予約サイトに掲載されている客室在庫や価格、予約者情報を一元的に管理するシステムを提供しています。

宿泊予約の管理コストを大幅に低減することが可能で、国内No1も実績を誇っています。

(出典:手間いらずHP)

手間いらずの収益力・成長性・増配力は驚異的な高さで、下記の記事でも取り上げていました。

業績の推移

手間いらずの魅力は「驚異的な営業利益率の高さ」です。

  • 日本の一般企業:営業利益率5%
  • 高収益企業:営業利益率15%
  • 業界トップクラス:営業利益率25%
  • 手間いらず:営業利益率70%

売上の大半が利益となるビジネスモデルを保有しており、営業利益率の高さは日本トップクラスです。

ただしそんな手間いらずでも

リーマンショック、東日本大震災の時期は業績が低迷

していました。

しかし、その時期に得た反省を活かし、強い事業基盤・ビジネスモデルを築いた結果

コロナ禍の2020年/2021年は、観光業界が大ダメージを受けたにもかかわらず増収・増益

外部環境に左右されない強い企業へと変貌を遂げています。

配当の推移

配当金の伸びも非常にきれいな右肩上がりのトレンドです。

配当性向は20%前半をキープしており、EPSの伸びに合わせてしっかりと増配が期待できる会社です。

  • 2021年度はコロナ禍により、増益幅はわずか。
  • そのため増配幅も0.5円。
  • ただし6年連続増配を継続予定

事業成長を順調に続けていることからも、今後の増配は大いに期待できます。

3804 システム ディ(5年増配率9.33倍)

システム ディは業務ソフトの開発・販売を手掛けいている会社です。

学校運営やフィットネスクラブ運営、地方自治体など特定の領域に強いソリューションを保有していることが特徴です。

  • 学園ソリューション
  • ウェルネスソリューション
  • 公教育ソリューション
  • 公会計ソリューション
  • ソフトエンジニアリング

業績の推移

2018年に一時的に業績が低迷することもありましたが、長期的には右肩上がりのトレンドを見せています。

特に「営業利益率」の改善が顕著に現れており、

  • 2015年:営業利益率5.87%
  • 2020年:営業利益率18.87%

「収益性」を強化している経営といえます。

その効果はしっかりと現れており、2021年度のコロナ禍の状況下でも、業績は過去最高が予想されています。

配当の推移

配当金についても右肩上がりのトレンドを続けています。

2016年から5年連続増配を続けており、2021年度も増配が予定されています。

配当性向も年々上昇を続けており、

  • 2014年:配当性向5.26%
  • 2016年:配当性向12.11%
  • 2021年:配当性向18.05%

株主還元姿勢を強めていることがわかります。

それでも配当性向は20%未満であり、過去5年で8倍に増配をしながらも、過熱感はなく余裕があります。

3458 シーアールイー(5年増配率8.80倍)

シーアールイーは、物流施設(倉庫)・商業施設等の事業用物件を借り上げ、空室保証・運営等のサービスを手掛けている会社です。

「物流インフラプラットフォーム」の会社として、単純に「倉庫」を提供するだけではなく、

  • 必要な人材の確保
  • 在庫管理システム
  • 倉庫の自動化

など、「倉庫の利便性を高めるサービス」の提供を通じて、物流不動産の利用価値向上を目指しています。

(出典:CRE社HP)

業績の推移

業績に波はあるものの、長期的には右肩上がりの推移を見せています。

2013年→2021年の8年間で

  • 売上:約3.5倍
  • 営業利益:約6倍

に事業を拡大させてきています。

コロナ禍の2021年度も好調な業績が予想されています。

ただし「2021年3月15日に発表されたIR」にて

  • 売上:547億→461億

への修正が発表されています。

一方で

  • 半期時点で利益はすで予想を上回っている
  • 売上は修正したが、利益の修正発表はない

ことから、今後上方修正発表が期待されています。

2020年度比で

  • 売上:32.8%アップ → 11.9%アップ
  • 営業利益:18.3%アップ

と強い成長を見せています。

配当の推移

2015年に初めて配当を出して以降、2020年度まで5年連続増配を続けています。

業績が大きく落ち込んだ2019年にも増配を継続していることからも、「連続増配」への意識が非常に強い会社と言えます。

ただし2018年以降は、

  • 2018年:20円
  • 2019年:21円
  • 2020年:22円
  • 2021年:23円

と増配のスピードは鈍化しています。

配当性向は20%台と余裕もあることから、赤字転落などがない限り今後数年は増配することが想定されます。

2303 ドーン(5年増配率8.00倍)

ドーンは地図情報の受託開発を行なっている企業です。

位置情報サービスを始めとする「空間情報」を扱うことに特徴があり、安定して成長をしてきました。

今後の事業展開としても

  • 災害時の情報共有サービス
  • ドローンと連携したサービス
  • 感染症危機管理システム

など、世の中のトレンドを意識したサービスにより、さらなる成長が期待できる企業です。

(出典:ドーン社HP)

「売上・営業利益・配当が5年で2倍に成長している企業」ということで、過去日本ブログでも取り上げています。

業績の推移

2015年まではほとんど利益が出ない会社で、業績も低迷していました。

しかし、2016年以降は大きな飛躍を遂げており、連続して成長を続けています。

中でも「営業利益率」の伸びが顕著で、2021年度は「営業利益率30%」の「超高収益企業」と変貌しています。

配当の推移

業績の伸びに合わせて、配当金も増配を続けており、2016年以降連続増配を続けています。

2021年4月8日に発表されたIRにて「創立30周年記念配当」が出されることが発表されたました。

記念配当は1円で、2021年度の配当金は

  • 当初予想11円→12円に1円増配

となっています。

配当性向は15%程度と、今はまだ「株主還元」よりも「事業成長」を優先している企業であることがわかります。

しかし、それでも業績成長に合わせて増配を続ける姿勢は魅力的です。

今後の事業成長に合わせて、しっかりと増配を続けてくれる企業であることが期待できます。

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まとめ:やはり連続増配企業は魅力的!

ここまで「5年連続増配&5年平均増配率が50%以上」の企業を特集してきました。

コード企業名連続増配年数5年平均増配率過去5年増配率
6035IRジャパンHD563.45%11.67倍
2477手間いらず560.35%10.60倍
3804システム ディ556.32%9.33倍
3458シーアールイー554.49%8.80倍
2303ドーン551.57%8.00倍

本ブログでは様々な切り口で「連続増配企業」を取り上げていますが、やはり連続増配企業は魅力的です。

  • 安定した事業成長を続けている
  • 増配を続けられる安定して財務体質
  • 高い株主還元姿勢

の3つが揃っており、長期保有を目的とする私の投資方針にフィットしています。

現在の配当利回りも重要ですが「将来もらえる配当金が増える企業」を探すのも面白さがあります。

今後も本ブログでは様々な切り口でオススメ企業を紹介していきますので、是非参考にしていただけたら幸いです。

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