- 他の投資家の購入銘柄を知りたい方
- 高値圏で推移している現在において、割安株を探している方
- 業績堅調で長期保有目的の銘柄を探している方
こんな方に向けた記事です。
日経平均は3万円を突破し、過熱感が高まっていますが、
本日新規で6銘柄購入しました!
どの銘柄も「割安に放置されている」と判断し購入しています。
本記事では、新規購入した銘柄と購入理由について解説します。
※株価や企業情報は2021年2月19日時点の情報となります。
5銘柄は前回の記事で紹介した銘柄
6銘柄のうち、5銘柄は前回の記事でご紹介した銘柄となります。
コード | 銘柄名 | 売上高10年 平均成長率 | 最新営業利益率 | 営業利益10年 平均成長率 | 最新自己 資本比率 | 現在株価 | 配当利回り | PER |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
9639 | 三協フロンテア | 11.86% | 15.92% | 29.09% | 56.4 | 3775 | 3.18% | 8.93 |
7820 | ニホンフラッシュ | 15.85% | 15.30% | 26.89% | 69.2 | 1204 | 2.33% | 9.03 |
6061 | ユニバーサル園芸社 | 14.03% | 12.36% | 10.17% | 82.7 | 1842 | 1.09% | 10.39 |
4555 | 沢井製薬 | 13.81% | 14.68% | 12.14% | 54.6 | 4895 | 2.66% | 10.69 |
6432 | 竹内製作所 | 17.45% | 10.91% | 38.64% | 76.8 | 2770 | 1.91% | 13.76 |
簡単に銘柄ごとのポイントをまとめていきます。
9639 三協フロンテア
SBIネオモバイル証券で約4万円分購入しました。
- 平均取得単価:3,770円
- 取得株数:11株
- 合計金額:41,470円
- 8年連続増収/7年連続増益
- コロナ禍でも増収増益予想
- 営業利益率15%を超える高収益
- 配当金は10年で6倍に増配
- 配当利回り3%超えの高配当株
- PER8.93倍/PBR1.1倍
業績は安定に成長しており、財務状況に問題ないにもかかわらず、割安に放置されていると判断し、購入しました。
安定成長を続けており、株主還元姿勢も高めていることから、安心して長期保有ができる銘柄として期待しています。
7820 ニホンフラッシュ
SBIネオモバイル証券で約4万円分購入しました。
- 平均取得単価:1,225円
- 取得株数:33株
- 合計金額:40,425円
- 10年間で売上4.5倍/営業利益11倍
- コロナ禍でも増収増益予想
- 営業利益率15%を超える高収益
- 配当金は10年で6倍に増配
- 自己資本比率約70%の好財務
- PER9.03倍/PBR1.34倍
最近10年間で一気に業績拡大をしたニホンフラッシュですが、同社は営業活動の主軸は中国でまだまだ業績拡大余地があります。
- 業績は堅調に推移
- 高い収益性
- 財務健全
- 高い株主還元姿勢
を兼ね備えていながら、株価水準は割安に放置されていると判断し購入しています。
6061 ユニバーサル園芸
SBIネオモバイル証券で約4万円分購入しました。
- 平均取得単価:1,845円
- 取得株数:22株
- 合計金額:40,590円
- 10年間で売上4倍/営業利益3倍
- 「世界一の園芸会社」を目指しており、今後も3倍の成長が期待される
- コロナ禍でも増収増益予想
- 配当性向が低く、積極的なM&A、事業投資により成長している
- 自己資本比率約80%の好財務
- PER10.39倍/PBR1.15倍
最近10年間で毎年15%程度の成長を安定して続けています。
「世界一の園芸会社」を目標として掲げており、積極的なM&Aや海外進出も続けています。
園芸というマーケットは狭く、小さいため、急激な成長は期待できません。
しかし、世界のリーディングカンパニーとしての立ち位置を確立できると考えています。
今後の安定的な成長も考えると、株価は現在の水準でも割安と判断しています。
4555 沢井製薬
SBIネオモバイル証券で約4万円分購入しました。
- 平均取得単価:4,935円
- 取得株数:8株
- 合計金額:39,480円
- 10年間で売上4倍/営業利益3倍
- 営業利益率も15%程度の高収益企業
- コロナ禍でも増収増益予想
- 配当金は10年で4倍に増配
- 配当利回りも2.6%と高め
- 営業CFは毎年黒字で右肩上がり
- PER10.69倍/PBR0.99倍
ジェネリック医薬品のリーディングカンパニーである沢井製薬ですが、ジェネリック医薬品業界は今後の需要拡大も大いに期待されています。
業界のマーケット拡大に合わせて、同社も安定的に成長を続けることが想定されます。
コロナショック後の株価下落から回復できておらず、株価は割安に放置されていると考え、購入の判断をしています。
6432 竹内製作所
SBIネオモバイル証券で約4万円分購入しました。
- 平均取得単価:2,809円
- 取得株数:15株
- 合計金額:42,135円
- コロナ影響で減益が予想されていたが、一転して上方修正
- 営業利益率も近年改善傾向
- 売り上げの半分以上を北米・ヨーロッパで稼ぐ
- 配当は9年間で30倍以上に成長
- 自己資本比率70%以上と好財務
- PER13.76倍/PBR1.51倍
小型建設機械メーカーである同社にとって、コロナ影響が心配されていましたが、一転上方修正が出されました。
コロナ禍においても増益できるだけの、しっかりとした実力・安定性がある企業です。
北米とヨーロッパで高いシェアを誇っており、今後も世界経済の発展に伴い、同社の成長も見込めると判断しています。
近年は株主還元姿勢も高めていることから、配当・株価上昇の両立がはかれる銘柄と判断して購入しています。
残りの1銘柄は未紹介だったこの企業
6銘柄の残りの1銘柄はブログでも紹介していなかった、この企業です。
3482 ロードスターキャピタル
業績好調で割安放置されている銘柄を探していたところ、この銘柄が目に止まり、急いで購入してしまいました。
企業詳細については下記の通りとなります。
3482 ロードスターキャピタル
ロードスターキャピタルは、「不動産×テクノロジー」で不動産投資をより身近にしようと活動している企業です。
日本で初めて不動産に特化したクラウドファンディングサービスを立ち上げるなど、不動産にITを組み合わせることで、新しい価値を提供しようとしています。
主な事業は下記の4つです
- クラウドファンディング事業
- コーポレートファンディング事業(自己資本による不動産投資)
- 仲介・コンサルティング事業
- アセットマネジメント事業(不動産投資の代行・戦略立案)
基本情報
コード | 3482 |
企業名 | ロードスターキャピタル |
市場 | マザーズ(内国株) |
業種 | 不動産業 |
連続増配年数 | 3 |
連続非減配年数 | 3 |
5年平均増配率 | – |
5年平均売上成長率 | 42% |
5年平均営業利益成長率 | 49% |
10年平均増配率 | – |
10年平均売上成長率 | – |
10年平均営業利益成長率 | 44% |
PER | 5.08倍 |
PBR | 2.10倍 |
配当利回り | 2.94% |
自己資本比率 | 15% |
現在株価 | 987 |
時価総額 | 21,165百万 |
単元株 | 100 |
最低購入金額 | 98,700円 |
2012年に創業と設立からまだ9年ながら、
- マザーズ上場
- 売上150億
- 営業利益50億
と非常に勢いのある企業です。
業績の推移
2012年の創業以来、売上・営業利益ともに安定した成長を続けており、2021年2月12日に発表された本決算では(12月決算)
- 2020年は売上12%/営業利益22%アップの増収増益
- 2021年も売上9%/営業利益22%アップの予想
- 2021年は4.5円の増配
とコロナ禍でも安定した成長を見せています。
配当の推移
EPS(1株純利益)は綺麗な右肩上がりを続け、配当も年々増配を続けています。
- 2017年:5.5円
- 2018年:9.5円
- 2019年:14.5円
- 2020年:24.5円
- 2021年:29円(予想)
と2017年に配当を出し始めて以降、4年連続で増配をしています。
創業9年と若い会社でありながら
- 毎年増配する高い株主還元姿
- 配当性向は10%台で無理がない
- しっかりと事業投資もすすめ利益成長
と将来の業績成長・増配を強く期待できる企業です。
財務状況
営業CFは毎年大きな赤字で心配になってしまいますが、
「販売用の投資不動産の購入」
であり、特に気にする必要はありません。
事業成長のために、銀行より出資を受け、それを投資用の不動産に回して、毎年事業成長を続けるというビジネスモデルです。
現在のところ9期連続増収増益でコロナ禍でも安定した成長を続けており、このままの経営が続けば問題ありません。
株価の推移
2017年の上場以来、株価はほぼ上昇していません。
これだけ高い利益成長をしていながら、現在の株価指標は
- PER:5.4倍
- PBR:2.2倍
- 配当利回り:2.78倍
と非常に割安水準に放置されていると言えます。
コロナ禍でも安定して20%以上の成長を続けているのであれば、必ず株価にも反映されると考えています。
まとめ:現在の株高状況は割安放置株を探すのは難しい
ここまで、本日私が購入した銘柄を6銘柄紹介してきました。
- 9639 三協フロンテア
- 7820 ニホンフラッシュ
- 6061 ユニバーサル園芸
- 4555 沢井製薬
- 6432 竹内製作所
- 3482 ロードスターキャピタル
これらの企業は、
- 過去10年程度安定した事業成長
- コロナ禍でも事業成長
- にもかかわらず、株価は割安放置
されている銘柄です。
現在のように株式市場に資金が流れ込み、どの銘柄も上昇している相場において、割安放置銘柄を探すことは非常に難しいです。
今後も本ブログでは皆さんの役に立つ投資情報をありのまま語っていきますので、ぜひ参考にしてみてください。