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【今が仕込み時!?】1月決算は優良企業の宝庫!優良高配当株3社&優良グロース株3社を紹介!【おすすめ6社】

2022年も始まったね!株価が少し下がってきているし、良い株があれば仕込みたいなー

どうせなら配当金の権利がすぐに取れる銘柄が良いし、株価上昇を狙うにしても決算がすぐにわかるような企業が良いなー…でも1月決算の企業なんて凄く少なそう…

1月決算で優良な企業ってあるのかなー?

こんな方に向けた記事です。

今回は「1月決算の優良企業」の紹介です。

特に高配当投資家にとっては「決算月」って重要ですよね。

配当権利を得るための重要な月なため

ですね。

日本の企業は

  • 配当金は年1回、または2回
  • 配当金の振り込みまでには、権利確定日から2〜3ヶ月かかる
  • 3月決算の企業が大半

と、決算月に偏りがあるため、配当金の受け取りタイミングも決算発表の時期も大きく偏ってしまいます。

また「グロース株投資」をしている人にとっても、

  • 優良企業を決算前に仕込んでおき
  • 決算発表がされて株価が大きく動いたタイミングで売買

することを考えている方もいるかも知れません。

そんな中で「1月決算の企業」を調べてみたところ

1月決算の企業は少ないが、優良企業は多い

ことが判明しました。

特に2022年1月現在は、株価が大きく下がる気配があり、

安い時期に仕込めるチャンス!

とも言える状況です。

そこで今回は

  • 1月決算月の優良企業
  • その中からさらに厳選して優良高配当3社+優良グロース3社

を紹介していきます。

前提:1月決算月の企業数と権利確定日について知ろう!

そもそも1月決算の企業ってどれくらい多いのかな?

日本は3月決算の企業がほとんどで、1月決算の企業は少ないから、優良企業も少なそう…

あと、配当ってどうすればもらえるんだろう?

まずは1月決算の企業の全体ボリュームと配当の受け取りルールを見ていきましょう。

決算月別の企業数

こちらが決算月別の企業数と構成比です。

決算月企業数構成比
1月571.51%
22085.52%
3231061.27%
4391.03%
5812.15%
61403.71%
7461.22%
8741.96%
91744.62%
10511.35%
11541.43%
1253614.22%
3,770
  • 1月決算の企業は57社のみ
  • 全体の1.51%

ということがわかります。

この数字だけを見ると、

57社しか無いなら、優良企業なんてなさそう…

1月決算の企業に投資するのは諦めようかな…

と感じますよね。

しかし、心配いりません。

1月決算の企業は少ないものの、実は精鋭揃い

です。

優良な企業は、のちほどまとめて紹介していきますね。

1月の権利確定日、権利付き最終日、権利落ち日は?

投資家バク

配当金の受け取りにはルールがあるから注意が必要だよ!

株主優待や配当金を得るためには

「単純に株を保有しただけ」では受け取ることが出来ません。

株主優待や配当金を得るためにはルールがあり

権利付き最終日(権利確定日の2営業日前)までに株を所有している

ことが条件となります。

株主優待や配当金を得る権利を取得するためには、「権利確定日」に株主名簿に掲載されている必要があり、その株主名簿に掲載されるまでに時間がかかるため、2営業日前の権利付き最終日までに株を所有しておく必要があります。

そのため、

  • 権利付き最終日に株を保有している必要がある
  • 権利落ち日は株を売っても問題なし

となります。

2022年1月の各日付は

  • 権利付き最終日:1/27(木)
  • 権利落ち日:1/28(金)
  • 権利確定日:1/31(月)

となります。

そのため、1月決算の企業に投資をして配当金を受け取りたいのであれば

1月27日に株を保有していることが必要

となります。

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1月の優良高配当企業と優良グロース企業はこの企業!

配当金の受け取りルールもわかったよ!

で、結局1月決算の優良企業は、どんな企業があるの?

という方に向けて、いつもどおり優良企業を紹介していきます。

今回は「高配当」な企業だけではなく「成長グロース企業」も紹介していきます!

私が自作した銘柄スクリーニングツールである「銘柄分析ツール」では

  • 安全性
  • 成長性
  • 収益性
  • 割安性
  • 株主還元姿勢

を合計1000点満点でスコア化できます。

このツールにて算出したスコアをもとに、

  • 配当利回り3%以上でスコアが高い1月決算の企業を3社
  • 利回りは低いが高スコアな1月決算の企業を3社

紹介していきます。

その前に2022年1月の株式市場を見ておこう!

年明けから結構株価が変動していて怖いんだけど…

銘柄紹介の前に、現在の株式市場を見ておきましょう。

年明けから、株価が大きく変動しており、この先も株価が下がる危険性もあります。購入タイミングには気をつけましょう!

日経平均株価の動向

(出典:株探)
  • 2022年1月は既に1500円近く値下がり
  • 三角持ち合いの展開が続いている
  • このまま下値をブレイクすると一気に株価下落もありうる

マザーズ市場の動向

(出典:株探)
  • 2021年11月から下落が続く
  • 年明けからも大幅な値下がりが続く
  • このままさらに下落する危険性もあり

1月決算の優良高配当企業3社(配当利回り3%以上)

では、ここからは実際の銘柄紹介です。

まずは「優良高配当企業」からの紹介です。

9632 スバル興業(合計759点)

道路のメンテナンス事業が主力の企業です。

一般道路、高速道路のメンテナンス・工事・維持管理をメインに、高速道路の売店も運営しています。

コード9632
企業名スバル興業
業種サービス業
PER8.82
PBR0.84
配当利回り3.97%
時価総額241.18億円

  • 業績はキレイな右肩上がりで成長。2021年/2022年もコロナ影響は最小限に抑えられている
  • 配当金は10年で約5倍に増配。配当性向も過熱感なし。
  • 自己資本比率は80%以上をキープ。営業CFは黒字額を増加させている。

  • すべての項目で高い数値。全企業で全体2位、サービス業では3位の数値。
  • 特に「安全性」はほぼ満点に近い
  • 配当性向は5年平均で23%とまだまだ増配が期待できる水準

2163 アルトナー(合計758点)

技術者派遣の老舗企業です。

産業技術のコアとなる「機械」、「電気・電子」、「ソフトウェア(制御ソフト)(情報処理)」で、技術革新を推進するテクニカルパートナーとして貢献しています。

アルトナーHP

  • 業績は右肩上がりで成長。2022年1月決算も増収・増益予想
  • 配当金は7年連続増配中。2022年も増配予想で連続増配を8年連続に更新予定。
  • 配当金は7年で5倍近くに増配。配当性向も40%近くまで上げてきている。
  • 自己資本比率は70%超。営業CFも増額し、利益剰余金・現金も毎年成長。
  • 業績・財務が評価され、株価の割安感は薄れている
  • 安全性は全体20位
  • 成長性は全体21位
  • 株主還元姿勢は全体10位

総合得点は

全企業の中で総合3位、サービス業の中では2位(1位はスバル興業)

の数値です。

1928 積水ハウス(合計612点)

大手ハウスメーカーで、プレハブ住宅は最大手。

戸建住宅のみならず、「シャーメゾン」のブランドで賃貸住宅も行っている。

コード1928
企業名積水ハウス
業種建設業
PER11.3
PBR1.18
配当利回り3.56%
時価総額1.69兆円

  • コロナ影響を感じさせない業績。2022年1月決算も増収・増益予想
  • 株主還元姿勢を強めており、2022年1月も増配予想。10年連続増配予想。10年で約4倍に増配
  • 自己資本比率は安定して50%近くをキープ。
  • 株主還元姿勢が非常に高く、全体でも65位
  • 成長性も高く、事業投資をしつつ、株主還元とのバランスも取れている
  • 株価には反映されており、割安感は薄れている。

1月決算の優良グロース企業3社

続いて「1月決算の優良グロース」を3社紹介していきます。

4369 トリケミカル研究所(合計656点)

半導体向けの化学材料を製造している化学メーカーです。

絶縁膜材料で世界シェアトップで、海外にも進出をしています。

今話題の「半導体関連銘柄」ですが、話題性だけでなく、業績・財務も安定している企業です。

コード4369
企業名トリケミカル研究所
業種化学
PER30.43
PBR5.85
配当利回り0.47%
時価総額1184.58億円
  • 2014年以降は連続して増収・増益。2022年1月決算も2桁の増収・増益予想
  • 株主還元にも力を入れ、8年連続増配中。
  • 自己資本比率は60%を超えており、営業CFも増加傾向

  • 連続増配はしているが、典型的な「グロース株」
  • 成長性・収益性は「化学業」の中ではトップ
  • 「半導体関連」で株価は高値圏であり、割安感はなし

3921 ネオジャパン(合計623点)

グループウェアシステムの開発・販売を手掛けている企業です。

中小企業〜大企業、学校・官公庁・病院・公共団体まで幅広いユーザーがいます。

コード3921
企業名ネオジャパン
業種情報・通信業
PER24.91
PBR4.28
配当利回り0.97%
時価総額215.24億円
  • 元々安定成長していたが、コロナ禍で一気に業績拡大。2022年1月決算も2桁の増収・増益予想
  • 株主還元にも積極的で、2022年1月も増配予想・連続増配年数は9年になる見込み
  • 自己資本比率は60%〜70%と好財務。営業CFも拡大傾向

  • 安全性・収益性・成長性のバランスが取れた企業
  • 一方で、割安感には乏しい
  • 連続増配を続けており株主還元にも積極的ではあるが、事業成長・株価成長のスピードが上回っており、点数は低い

3657 ポールトゥウィン・ピットクルーHD(合計622点)

ソフトウェア・ハードウェアの品質向上をサポートするために、不具合の検出を行う「デバッグ」「検証」のビジネスをしている会社です。

ソフトウェア・アプリの拡大に伴い、業績を伸ばしている企業です。

コード3657
企業名ポールトゥウィン・ピットクルーHD
業種情報・通信業
PER18.2
PBR2.3
配当利回り1.35%
時価総額395.3億円

  • 10年間で売上4倍、営業利益は7倍に成長。営業利益率も10%超の高収益企業。
  • 配当金も10年間減配はなく、4倍に増配。
  • 自己資本比率は70%〜80%の超高財務。営業CFも成長傾向。

  • 飛び抜けて高い数値があるわけではないが、非常に安定感のある企業。
  • 特に自己資本比率が高く、企業体力は十分
  • 今後もソフトウェア・情報技術の発展が見込まれ、「検証」「品質向上」の需要は増加すると予想されている。

まとめ:1月決算企業は少ないが、優良企業が多数!優良高配当も優良グロース株も狙える重要な月!

ここまで「11月決算の優良企業」を紹介してきました。

まずは「1月決算の企業数」を見てきました。

  • 1月決算の企業は57社のみ
  • 全体の1.51%

ということがわかりました。

この数字だけを見ると、

57社しか無いなら、優良企業なんてなさそう…

1月決算の企業に投資するのは諦めようかな…

と感じますよね。

しかし、心配いりません。

1月決算の企業は少ないものの、実は精鋭揃い

でしたね。

そして、「配当金の受け取りルール」についても解説しました。

権利付き最終日(権利確定日の2営業日前)までに株を所有していることが必要

2022年1月の各日付は

  • 権利付き最終日:1/27(木)
  • 権利落ち日:1/28(金)
  • 権利確定日:1/31(月)

となります。

そのため、12決算の企業に投資をして配当金を受け取りたいのであれば

1月27日に株を保有していることが必要

となります。

そして、1月決算の優良企業として

  • 配当利回り3%以上でスコアが高い1月決算の企業を3社
  • 利回りは低いが高スコアな1月決算の企業を3社

を紹介してきました。

コード企業名利回り安全性成長性収益性割安性株主還元総合得点
9632スバル興業3.97189154154113149759
2163アルトナー3.218116717674160758
1928積水ハウス3.569814112394156612
4369トリケミカル研究所0.471471861943495656
3921ネオジャパン0.971611521803694623
3657ポールトゥウィン・ピットクルーHD1.351661371566796622

2022年も年が明けすぐ、株価が大きく下落して、購入銘柄を物色している方も多いと思います。

  • 今購入して、すぐに配当金の権利が確定できる優良高配当企業
  • 数カ月後に決算発表がされて株価が大きく変動する可能性がある優良グロース株

「1月決算の優良企業」への投資も検討してみてください。

今後もブログ・Youtubeを通して、「優良銘柄」を様々な切り口で紹介していきますので、参考になったと思っていただけたら

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また、取り上げてほしい銘柄やテーマがあれば是非コメントで教えて下さい!

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