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米国高配当投資の定期積立・定期買付はNG?オススメしない理由を解説します【SPYD・VYM・HDV】

  • 米国高配当ETF(SPYD/HDV/VYM)の購入タイミングに悩んでいる人
  • タイミングを見計らって投資するスキルが無いから「定期積立・定期買付」しようとしている人
  • 「定期積立・定期買付はしないほうが良い」と聞いたことはあるけど、理由がわかっていない人

こんな方に向けた記事です。

米国高配当ETF(SPYD/VYM/HDV)ってSBI証券では定期積立・定期買付が出来るよね!

でも「定期積立・定期買付しないほうが良い」って聞いたこともあるような・・・。

「定期積立・定期買付」の方が楽だし、購入タイミングを見計らって買うなんて自分には無理だよ・・・

本記事では「米国高配当ETFを定期積立・定期買付をしないほうが良い理由」を解説します。

私のプロフィール
  • 30代前半のサラリーマン
  • FIREを目指し日々投資情報をブログ・Youtubeで発信中
  • 過去には多数のお金の失敗を経験
  • 現在は「高配当株投資」「インデックス投資」をメインに資産運用中
  • 銘柄分析を詳細に行い「罠銘柄」を排除したポートフォリオを構築しブログで全て公開中!
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  • 自作ツール「銘柄分析ツール」「FIRE計算表」も公開中。

米国高配当ETFの定期積立・定期買付をオススメしない理由3選

高配当投資に興味を持った方の中には、「米国高配当ETF」への投資を検討・実践している人も多いと思います。

「米国高配当ETF」と言えば、下記の御三家ですよね。

  • SPYD
  • VYM
  • HDV

優良銘柄に適切に分散してくれる、有名なETFだよね!

利回りも安定しているし、僕も購入している!

そんな方の中には、以下の理由から「定期積立」をしている方もいらっしゃるのでは無いでしょうか?

  • 購入タイミングを見極めるスキルがないからとりあえず定期的に買っている
  • インデックス投資と同じ感覚で積立てている
  • 面倒くさいから、定期積立てでほったらかしにしている

しかし、米国高配当ETFの定期積立はオススメしません!

米国高配当ETFの定期積立をオススメしない理由は大きく3つあります。

  1. インデックス投資ではないから
  2. 老舗・成熟企業が多く、株価上昇はそこまで期待できないから
  3. 配当利回りの予想が立てづらくなってしまう

それぞれの理由について詳しく解説していきます。

※なお、米国ETFの定期積立はSBI証券でしか出来ません。

前提:米国高配当ETF(SPYD/VYM/HDV)の最新情報はこちら!

前提知識として、米国高配当ETF(SPYD/VYM/HDV)の基本情報はこちらの記事にまとめています。

  • 各ETFの基本情報や特徴は?
  • 今までの増配率は?
  • 株価成長も加味したトータルリターンは?
  • 結局どのETFがオススメなの?

をわかりやすくまとめておりますので、是非ご確認ください!

定期積立・定期買付をオススメしない理由①:インデックス投資ではないから

1つ目の理由は「インデックス投資ではないから」です。

投資信託・ETFには大きく分けて2つの種類があります。

  1. インデックス投資
  2. アクティブ投資

インデックス投資の特徴

  1. 世の中の景気・経済など市場全体の動きを表す指標(インデックス)へ連動することを目標とした投資手法
  2. 代表的な指標として、日経225、TOPIX、NYダウ平均、S&P500
  3. 指標(インデクス)は長期的に見れば、右肩上がりになる
  4. 長期的に右肩上がりが期待できるため、購入タイミングの考慮は必要ない(定期積立・定期買付するほうが良い)

アクティブ投資の特徴

  1. 指標に連動するのではなく、インデックス投資を上回る運用成績を目指している投資手法。
  2. 成長性の高い銘柄のみを組み込んだり、高配当銘柄、テーマ株等、特化した銘柄で構成されている
  3. 銘柄によって手数料や信託報酬が割高となる
  4. 必ずしも右肩上がりになるとは言えない(購入タイミングの見極めが重要)

米国高配当ETFはアクティブ投資に分類される

米国高配当ETF(SPYD・VYM・HDV)は、米国の財務優良・高配当銘柄を組み込んでいます。

しかし、世の中の市場全体を表す指標(S&P500やTOPIX等)に連動することを目指しているわけではありません。

市場全体を表す指標ではなく、独自の指標・投資対象を選定しているわけですね。

つまりインデックス投資ではなく「アクティブ投資」に分類されます

各ETFの投資対象銘柄は下記のとおりです。

  • SPYD:S&P500の高配当上位80銘柄
  • VYM:配当利回り平均以上の大型株
  • HDV:財務健全性と配当利回りの高い企業

各ETFの特徴・詳細はこちらの記事にまとめていますので併せてご確認ください。

資本主義社会においては、基本的には経済は長期的に見て右肩上がりになります。

そのため、市場全体の動きを表す指標(インデックス)は、同じく右肩上がりになります。

ダウ平均の10年チャート(SBI証券)

一方アクティブ投資の場合、

  • 「市場平均を上回ってみせる!」「利回りの高い企業だけ」など独自の指標・投資対象
  • 優秀なファンドマネージャーでも暴落時に投げ売り、自社の利益優先
  • 実際に95%を超えるアクティブファンドがインデックス投資に運用成績で負けている

そのため、アクティブ投資の投資信託・ETFに投資する場合は、投資するタイミングが重要になってきます。

これが、米国高配当ETFの定期積立をオススメしない理由の1つになります。

定期積立をオススメしない理由②:老舗・成熟企業が多く、株価上昇が期待できないから

2つ目の理由は「高配当株は株価上昇が期待できない」からです。

企業が事業活動で得た利益の行く先は大きく3つあります。

  1. 将来のさらなる利益拡大のための投資(設備・人など)
  2. 将来のリスクに備え、企業内に貯めておく(内部留保)
  3. 市場は成熟しており、投資先が無いため、株主還元(配当)

今後も業界の成長・事業の拡大が狙える企業は、「配当」ではなく「事業投資」を優先します。

企業の成長=売上・利益の拡大=株価成長

「配当」ではなく「株価成長」によって株主期待に応えるわけです。

一方で、市場が成熟し、新しい投資先がない企業は「配当」によって株主還元を行います。

投資先がない=利益を株主還元=配当・増配

米国高配当ETFに組み込まれている企業は、こちらのパターンに該当します。

「配当・増配」を行うことで、株主価値の維持に務めるわけですが、利益の拡大が狙えるわけではありません。

むしろ「売上・利益が徐々に下落」していく企業も多くあります。

つまり、高配当銘柄はそもそも株価の上昇を期待するモノではないのです。

株価が右肩上がりに成長する訳では無い以上、定期積立はオススメできません。

やはり、値下がりしたときに購入するタイミング投資が重要となってきます。

定期積立をオススメしない理由③:配当利回りの予想が立てづらくなってしまう

3つ目の理由は「配当利回りの予測が立てづらくなってしまう」からです。

高配当投資をする上で、重要なことは「リターンを高確率で予測できる」ことです。

  • 利回り4%だから100万円投資すれば4万円のリターンが得られる!
  • この企業であれば減配はなさそうだから安定した配当が期待できる
  • 株価の予測はできないけど、配当金はそこまでブレることはない

1年後の株価を予想することは難しいですが、1年後の配当金であれば株価に比べて簡単に予想できます。

しかし定期積立・定期買付をしてしまうと「リターンが予測できる」というメリットが薄れてしまいます。

  • いつのまにか減配していた
  • 株価急騰していて利回りが大きく下がっていた
  • こんな高値で買うつもりは無かった・・・

結果的に、取得単価が安定せず「リターンの予測」が難しくなってしまい、配当金の受取時に

  • あれ?もう少し配当金が入るはずだったんだけど・・・
  • 利回り4%で計算していたのに、いつの間にか下がっていた!

なんてことになりかねません。

これが、米国高配当ETFの定期積立をオススメしない理由の3つめになります。

米国高配当ETFはいつ買えばよいの?買い時・購入タイミングを教えてほしい!

「定期積立・定期買付」がおすすめされない理由はわかったよ・・・。

でも「買い時・購入タイミング」を見極めるスキルもないし無理だよ・・・

一番理想的な購入方法は、

安い時に一括で購入!

ですが、「安いとき」なんて誰にもわかりませんよね・・・。

そこで1つの目安となるのが「VIX指数」という指標となります。

  • 「VIX指数」は「恐怖指数」とも呼ばれ、相場の不安や恐怖を表している
  • 「VIX指数」と「高配当ETFの株価」には一定の相関関係がある
  • 「VIX指数が20以上が買い場」と言える
  • ただし指標は万全ではないため、購入タイミングはある程度分散させたほうが良い

詳しくはこちらの記事にまとめておりますので、併せてご確認ください。

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まとめ:米国高配当ETF(SPYD/VYM/HDV)の定期積立・定期買付はオススメしない!

ここまで、米国高配当ETFの定期積立をオススメしない理由3つまとめてきました。

  1. 「アクティブ投資」に分類され、「購入タイミングの見極め」が重要だから
  2. 高配当企業は老舗・成熟企業が多く、株価上昇を期待するものではないから
  3. 配当利回りの予想が立てづらくなってしまうから

そして、米国高配当ETFの購入タイミングを見極める指標の一つとして「VIX指数」を紹介しました。

  • 「VIX指数」は「恐怖指数」とも呼ばれ、相場の不安や恐怖を表している
  • 「VIX指数」と「高配当ETFの株価」には一定の相関関係がある
  • 「VIX指数が20以上が買い場」と言える
  • ただし指標は万全ではないため、購入タイミングはある程度分散させたほうが良い

高配当投資は、インデックス投資よりも難易度が高く・スキルも必要な投資手法となってきます。

  • 財務優良・配当を出し続けられる企業・ETFを選定する必要がある
  • 株価の右肩上がりが約束されているわけではないため、購入タイミングの見極めが必要
  • 利回りの管理・予測・計算のスキルも必要

出来るだけリターンを高めるためにも、「定期積立・定期買付はオススメしない」という理由がおわかりいただけたでしょうか?

今後も皆さんに役立つ投資情報をブログ・Youtubeを通して発信をしていきますので是非チェックしてみてください!

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FIREを目指すモノ
30代のポンコツ社内SE。 総資産1700万円を突破! ポートフォリオや家計収支を全て公開しています。 20代の頃はギャンブル投資で数百万円を失うも、現在は高配当・インデックス投資を学び、資産拡大中。 大手SIer→人材業界の社内SEへの転職経験があります。

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