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【衝撃展開!】HDV/SPYD/VYM/VIGの12月分配金速報!まさかの結果にSPYDホルダーは悲鳴!?【2021年12月版】

12月になって米国高配当ETFの分配金が出始めたね!

なんかSNSが結構荒れているのを見たけど…

結局どのETFが良かったのかとか、年間を通してみるとどうなのかが自分ではわからないんだよね…

3ヶ月に1回分配金も発表されるし、最新情報を追っかけるのが大変・・・。

こんな方に向けた記事です。

2021年12月の分配金の発表が終わりましたが、

SPYD終わった…

HDV一矢報いてくれた!

などの情報をSNSで見聞きした方も多いと思います。

そこで本記事はSPYD/VYM/HDV/VIGの2021年12月時点の最新情報を反映し、分配金の推移などを確認していきましょう。

なお、比較対象のETFは下記の4つとなります。

  • HDV
  • SPYD
  • VYM
  • VIG

高配当ETFの3つ(HDV/SPYD/VYM)の比較記事は良くありますが、連続増配ETFのVIGも含めています。

  • 高配当投資をしている人の中にはVIGを組み入れている人も多い
  • 「増配」をコンセプトとしており、SPYD/VYM/HDVの増配率の比較対象としやすい

是非それぞれの特徴とオススメETFを見つけてみてください。

本記事では各ETFの基本情報については触れません。

各ETFの基本情報が知りたい方は、下記記事を参照してください。

2021年12月の分配金はどうなった?一番気になる米国高配当・増配ETF(HDV/SPYD/VYM/VIG)の分配金の推移と増配率の比較

皆さんが一番気にしている「分配金」についての比較です。

  • 2021年の分配金実績
  • 分配金の過去からの推移
  • 増配率の推移

2021年の分配金実績

12月分の分配金も出揃ったため、年間トータルの分配金も確定しました。

2020年の同じ月と比較した増配率と、2021年年間の増配率を見ていきましょう。

タイトルHDVSPYDVYMVIG
3月-3.53%+60.57%+18.40%+8.25%
6月-7.87%+9.08%-10.10%+12.39%
9月-10.18%+46.67%+6.17%+25.47%
12月+13.89%-78.97%+15.93%+16.27%
年間-1.68%-5.08%+6.54%+15.83%
(黄色マーカーは2020年同月比で減配)

各ETFで明暗がはっきり別れていますね。

HDV:3期連続減配が続いていたが、12月は一矢報いる

SPYD:大幅な増配が続いていたが、12月は-78%の減配で、年間トータルでも5%の減配

VYM/VIG:12月は15%を超える増配で、年間トータルでも安定の増配

12月の結果だけを見ると

SPYDの減配は衝撃的…

もう信じられない…

と思いたくもなりますよね。

そこで、分配金の過去の推移を比較していきましょう。

分配金の過去の推移

続いて、分配金の過去からの推移を見ていきましょう。

HDVの分配金推移

HDV3月6月9月12月前年比合計
2011年0.2444250.2900320.3806360.915093
2012年0.5259950.5401860.5163770.510864128.77%2.093422
2013年0.53970.5543640.5569580.5794146.54%2.230436
2014年0.5664080.5932820.6263010.6652329.90%2.451223
2015年0.7168150.7247840.7221680.71567317.47%2.87944
2016年0.6768050.6794210.6876230.655685-6.25%2.699534
2017年0.7228840.7181330.731650.7763219.24%2.948988
2018年0.7986210.79640.7911060.708814.95%3.094937
2019年0.822080.7503680.8573810.7789983.68%3.208827
2020年0.9143620.8794970.8507650.92323511.19%3.567859
2021年0.8821180.8103170.7641331.051454-1.68%3.508022

  • 2021年は-1.68%の減配
  • 2016年に続いて、2度目の減配
  • ただし12月は10%を超える増配で一矢報いる
  • 長期的には安定的に増配を続けており、安定感は十分

2021年はいまいちだけど、過去は順調に成長してきたんだね!

なんか安心してきた!

SPYDの分配金推移

SPYD3月6月9月12月前年比合計
2016年0.2771920.3255960.3261040.5849711.513863
2017年0.317590.3427520.3628270.398982-6.06%1.422151
2018年0.3487710.3761010.450710.4433513.84%1.618932
2019年0.3394220.4619550.4476760.497177.86%1.746223
2020年0.3961870.3657150.2635720.606617-6.54%1.632091
2021年0.6361590.3989120.3865820.127557-5.08%1.54921

  • 2021年は-5.08%の減配
  • 2020年に続いて2年連続の減配
  • 過去5年間で増配2回、減配3回

3月〜9月までは40%を超える増配だったから12月も大幅増配を期待していたけど、まさか年間でも減配になるなんて…

投資家バク

でも年間で見れば「-5%の減配」だし、株価も長期的には右肩上がりで上がっているから心配ないよ!

SPYDは

HDVやVYMに比べると安定感には欠ける

ですが、

  • 利回りが高い
  • トータルリターンも十分良いパフォーマンス
  • HDV/VYMとセクター分散で相性が良い

というETFです。

そのため、今回の減配が合っても

SPYDを長期保有する方針は変わらない

です。

VYMの分配金推移

VYM3月6月9月12月前年比合計
2009年0.310.280.2570.3211.168
2010年0.2290.2730.2760.313-6.59%1.091
2011年0.310.3350.3070.37521.63%1.327
2012年0.3280.370.4030.49220.05%1.593
2013年0.3610.4190.4370.5329.79%1.749
2014年0.4010.4760.4690.5629.09%1.908
2015年0.4620.560.5280.59912.63%2.149
2016年0.4780.5780.4830.6672.65%2.206
2017年0.560.5960.6020.64318.84%2.4011
2018年0.60840.63020.67180.738810.33%2.6492
2019年0.65160.62470.78640.77917.27%2.8418
2020年0.55440.83680.70530.80962.26%2.9061
2021年0.65640.75230.74880.93866.54%3.0961

  • 2021年は+6.54%の増配
  • 11年連続増配を達成
  • 10年間で分配金は3倍に成長
投資家バク

安定感と成長性を両立した素晴らしいETFだね!

VIGの分配金推移

VIG3月6月9月12月前年比合計
2009年0.2760.2310.2310.2410.979
2010年0.2250.250.2670.3067.05%1.048
2011年0.2720.2830.2850.33211.83%1.172
2012年0.2720.3170.3230.49820.31%1.41
2013年0.2880.3450.3570.398-1.56%1.388
2014年0.3290.4080.390.45814.19%1.585
2015年0.4590.4420.4430.47514.76%1.819
2016年0.410.4460.3930.5770.38%1.826
2017年0.4250.5180.430.54615.10%1.9191
2018年0.39670.56570.49810.57726.18%2.0377
2019年0.50970.47340.55230.59854.72%2.1339
2020年0.4740.60060.55750.66447.62%2.2965
2021年0.51310.6750.69950.772515.83%2.6601

  • 2021年は+15.83%の増配
  • 8年連続増配を達成
  • 10年間で分配金は2.5倍に成長

2021年は例年よりも大きな増配を達成できましたね。

VYMに「連続増配ETF」の座も奪われてしまっているので、来年以降の増配も期待したいところです。

年別増配率の推移

さらに詳細に、年別の増配率の推移を見ていきます。

2021年までの増配回数、連続増配年数をまとめると

増配回数HDVSPYDVYMVIG
増配7回2回11回11回
減配2回3回1回1回
増配確率7/92/511/1211/12
最大連続増配年数4年2年11年8年連続
2021年時点の増配率

という結果となります。

VYM/VIG/HDVは減配した年はあるものの、減配は1,2回のみで、他の年は安定した増配を記録している

ことがわかりますね。

一方で、

SPYDは運用歴が短いながら、すでに2度の減配を記録

しています。

SPYDは分配利回りは高いものの「安定した増配」を期待できるETFとは言えない状況がわかります。

1年だけの結果で判断するんじゃなくて、過去の推移を見ると精神的にも安心するね!

平均増配率の比較

最後に「平均増配率」についても見ていきましょう。

増配率は高配当・増配ETFを選定する上で、重要な指標となります。

HDVSPYDVYMVIG
1年-1.68%-5.08%6.54%15.83%
3年4.26%-1.46%5.33%9.29%
5年5.38%0.46%7.01%7.82%
10年8.84%8.54%
トータル5.90%0.46%8.46%8.69%

こちらは2021年までの各ETFの増配率です。

増配率表の見方

2021年を起点として各期間ごとの平均増配率をまとめています。

  • 1年:2020年→2021年の増配率です。
  • 3年:2018年〜2021年までの3年間の平均増配率です。
  • 5年:2016年〜2021年までの5年間の平均増配率です。
  • 10年:2011年〜2021年までの10年間の平均増配率です。
  • トータル:ETFの設立〜2021年までの平均増配率です。

  • HDV:2021年は減配したが、安定増配している。ただし増配率は5%程度とVYM/VIGに劣る
  • SPYD:利回りは高いが増配率は低く、減配も多い。設立からほとんど分配金が増えていない。
  • VYM:2021年は今までの平均よりも増配率が低かった。ただし、10年平均8.8%はトップの成績。
  • VIG:「増配」のコンセプト通り、どの区間で区切っても安定した増配率。2021年の増配率が大きく、トータルでもVYMを抜かしてトップ。

VYM/VIGは運用実績が10年以上あり、トータルの増配率は8%を超えています。

増配率が8%ということは「10年で配当が2倍以上に成長」

していることを意味しています。

現在の分配金利回りが低くても、将来的な分配金の成長が期待できる優良なETFと呼ぶことが出来ます。

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最後に米国高配当・増配ETF(HDV/SPYD/VYM/VIG)の株価の推移とトータルリターンの比較

最後に、株価の推移と、株価成長&配当金も含めたトータルリターンの比較です。

たとえ配当金がもらえたとしても、株価の成長も含めてトータルでプラスとならなければ意味がないですからね。

株価の推移

こちらが各ETFの5年間の推移を比較したものです。

  • VIG:+93.52%
  • VYM:+43.40%
  • HDV:+20.11%
  • SPYD:+17.65%

となっています。

  • VIGの株価成長は圧倒的
  • VIG/VYMはコロナショックから復帰し、最高値を更新している
  • HDV/SPYDはコロナショック前の高値を一度は更新したが、その後は横ばい

トータルリターンの比較

株価推移と分配金も含めた、トータルリターンを比較してみましょう。

各ETFの直近1年、3年、5年、10年、運用以来のトータルリターンをまとめた表がこちらとなります。

タイトルHDVSPYDVYMVIG
1年21.35%29.17%31.53%21.42%
3年5.23%6.71%9.39%13.61%
5年6.83%7.49%10.93%15.04%
10年10.42%13.35%14.49%
設定来9.91%9.57%8.30%9.75%

直近1年で見ると、コロナショック後の株価の急騰を受けて、どのETFも+20%以上となっています。

しかし、直近3年、5年を見ると、景色が少し違ってきます。

数字上は、

  • HDVの直近3年平均トータルリターン:5.23%
  • VIGの直近3年平均トータルリターン:13.61%

と8%しか違わないように見えます。

しかし、これは「年平均トータルリターン」のため、実際に計算をしてみると

HDV:1.0523*1.0523*1.0523 = 1.16 →つまり3年間で+16%

VIG:1.1361*1.1361*1.1361 = 1.46 →つまり3年間で+46%

と、リターンが30%も変わってくることを意味しています。

3年間で30%も変わってくるなんて・・・。

でも設定来で見ると、HDVが一番成績が良いよね!長期保有が前提だし、HDVを持っている僕は勝ち組だ!

と思っている方は、少し考え直しましょう。

設定来のトータルリターンであれば、「HDV」「SPYD」のほうが上回っているように見えますが、

  • VYM/VIGの運用歴は15年近く
  • 様々な暴落を経験して、10%近いリターンを誇っている
  • 一方で、HDVの運用歴は10年、SPYDの運用歴は6年で、暴落はコロナショックのみ

と運用歴、経験している暴落イベントが全然違います。

そのため、HDVやSPYDが今後同じ期間を運用し続けて、トータルリターンを維持できるかが鍵になってきます。

リーマンショックやコロナショックを経験しても、年平均リターンが8%なんて、凄すぎる・・・。

HDVやSPYDの増配率や株価推移を見ると、とても勝てそうにないや・・・。

とは言え、株式投資の世界では「+5%のリターン」でも市場平均と言われます。

そのため、結局の所

この4つのETFであれば、多少のリターンの差はあるが、どれも超優秀なETF

ということができます。

まとめ:SPYDの大幅減配は衝撃的!ただし年間トータル・過去の推移で見れば見え方は違う!

ここまで、HDV/SPYD/VYM/VIGの2021年12月時点の最新情報を交えつつ、各ETFの分配金推移・トータルリターンを比較してきました。

まず最初に2021年12月分配金と、年間トータル分配金を前年比で比べてみました。

タイトルHDVSPYDVYMVIG
3月-3.53%+60.57%+18.40%+8.25%
6月-7.87%+9.08%-10.10%+12.39%
9月-10.18%+46.67%+6.17%+25.47%
12月+13.89%-78.97%+15.93%+16.27%
年間-1.68%-5.08%+6.54%+15.83%
(黄色マーカーは2020年同月比で減配)

各ETFで明暗がはっきり別れていますね。

HDV:3期連続減配が続いていたが、12月は一矢報いる

SPYD:大幅な増配が続いていたが、12月は-78%の減配で、年間トータルでも5%の減配

VYM/VIG:12月は15%を超える増配で、年間トータルでも安定の増配

12月の結果だけを見ると

SPYDの減配は衝撃的…

もう信じられない…

と思いたくもなりますよね。

そこで、過去の増配率の推移を見てみると、

年間トータルで見るとSPYDの減配率も特別大きくはなく、過去の推移からしても減配は珍しくない

ことがわかりますね。

そして、年平均増配率を調べてみると、

HDVSPYDVYMVIG
1年-1.68%-5.08%6.54%15.83%
3年4.26%-1.46%5.33%9.29%
5年5.38%0.46%7.01%7.82%
10年8.84%8.54%
トータル5.90%0.46%8.46%8.69%

と、各ETFごとに傾向が全く違うことがわかりますね。

  • VYM/VIGは利回りは低くても安定・安全
  • SPYDは利回りが高いが安定感には欠ける
  • HDVは利回り・安定性が中間

と、各ETFの特徴を抑えておくことが必要です。

最後に利回り+株価を合わせたトータルリターンを比較しましたが、

タイトルHDVSPYDVYMVIG
1年21.35%29.17%31.53%21.42%
3年5.23%6.71%9.39%13.61%
5年6.83%7.49%10.93%15.04%
10年10.42%13.35%14.49%
設定来9.91%9.57%8.30%9.75%

ETFの運用歴、切り取る期間によって見え方は様々ですが、株式投資の世界では「+5%のリターン」でも市場平均と言われまるので、結局の所

この4つのETFであれば、多少のリターンの差はあるが、どれも超優秀なETF

と解説してきました。

短期的には「減配」「株価下落」もありますが、

高配当投資は長期・永久保有の投資

のため、「長期的な目線で物事を見る」ことが重要ですね。

どれも「優良ETF」と言えますが、それぞれ特徴が異なりますので、特徴を理解した上で、自分にあったETFに投資することが重要となります。

今後もブログ・Youtubeを通して、「優良銘柄」を様々な切り口で紹介していきますので、参考になったと思っていただけたら

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みんなのお金の不安を食べるバク。 配当金が主食。 中の人は30代のポンコツ社内SE。 総資産2400万円を突破!ポートフォリオや家計収支を全て公開しています。 20代の頃はギャンブル投資で数百万円を失うも、現在は高配当・インデックス投資を学び、資産拡大中。 大手SIer→人材業界の社内SEへの転職経験があります。

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