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儲かりすぎ!あまり知られていないが実は毎年成長しているグロース株【おすすめ6社】

  • 配当ではなく、業績が成長している企業を知りたい
  • ただ成長しているだけでなく「営業利益率」が高い会社を知りたい
  • 経営陣が優秀で、毎年経営改革が続いている企業を知りたい

こんな方に向けた記事です。

私のプロフィール
  • 30代前半のサラリーマン
  • FIREを目指し日々投資情報をブログ・Youtubeで発信中
  • ブログは開始8ヶ月で月間3万PV
  • Youtubeは開始5ヶ月で収益化達成
  • 過去には多数のお金の失敗を経験し、堅実な資産運用に切り替え
  • 現在は「高配当株投資」「インデックス投資」をメインに資産運用中
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  • おすすめ銘柄をブログ・Youtubeで発信中!
  • 自作ツール「銘柄分析ツール」「FIRE計算表」も公開中。

皆さんは「優秀な企業」を表す指標を1つだけ上げるとしたら、どんな指標をあげますか?

  • 売上
  • 純利益
  • 配当利回り
  • 売上高成長率

など、株式投資には様々な指標が存在します。

私が重要視している指標の一つが「営業利益率」です。

営業利益率が高いということは「事業で稼ぐ力が高い」ことを示しており「優秀な企業」と呼ぶことが出来ます。

今回は「単純に営業利益率が高い」というだけでなく「営業利益率が毎年高くなっている企業」を特集していきます。

営業利益率が毎年高くなっているということは

  • 毎年経営の改革が行われている
  • 経営陣が優秀
  • 外部環境に左右されない経営基盤を持っている

ことを表します。

今回ご紹介する企業は、どの企業も素晴らしい企業のため、是非チェックしてみてください。

銘柄選定の基準
  • 過去10年間で営業利益率が10%以上改善
  • 2020年度時点で営業利益率が15%以上
  • 2021年度の業績も増収・増益

※株価・企業情報などは2021年度7月末時点の情報を採用しています。

※あくまで経営数値が優秀な企業であり、株価が割安というわけではありません。

そもそも営業利益率とは?

まずは簡単に「営業利益率」の解説をします。

営業利益率とは・・・

売上に占める「営業利益」の割合のことです。

営業利益とは「会社が本業で稼いだ利益」のことです。

つまり営業利益率とは、「売上のうち本業で稼いだ利益の割合」ということです。

「利益」には大きく3つの種類があります。

  • 営業利益:本業で稼いだ利益
  • 経常利益:営業外収益・費用を含めた利益(例:受取配当金・支払利息など本業以外の損益を含める)
  • 当期純利益:法人税等を支払った最終的な利益

営業利益率が高いということは「本業で稼ぐ力が高い」ということです。

  • 業界を独占していて価格決定力がある
  • 他社に真似できないサービスを持っている
  • 外部環境に左右されにくい

業界により違いはありますが、「営業利益率」の個人的な基準は・・・

  • 5%:標準的な企業
  • 10%:頑張って経営している企業
  • 15%:高収益企業
  • 20%以上:超高収益企業

のようなイメージです。

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営業利益率が改善している企業はこの6社!

営業利益率が毎年改善している企業はこの6社です。

コード銘柄名2010年
営業利益率
2021年
営業利益率
営業利益率
改善度
4974タカラバイオ2.86%30.27%27.41%
3798ULSグループ8.12%19.70%11.58%
8771イー・ギャランティ19.13%42.93%23.80%
4684オービック33.20%57.33%24.13%
9672東京都競馬15.77%38.41%22.64%
3712情報企画16.17%37.10%20.93%

どの企業も10年間で営業利益率を10%以上上昇させている非常に優秀な企業です。

もちろん「売上が減少したため営業利益率が高くなった」わけではありません。

「売上の上昇率以上に営業利益が急上昇している」企業です。

さらに、単純に営業利益率が高いだけではありません。

毎年営業利益率の改善を続けている企業のため、「経営陣が非常に優秀」とも言えます。

4974 タカラバイオ

タカラバイオは、遺伝子検査用の研究試薬や機器の販売を主力にしている企業です。

再生医療等の製品開発支援サービスや、遺伝子解析検査支援サービスをワンストップで提供できる体制を持っています。

近年注目されている

  • 再生医療
  • iPS細胞
  • 遺伝子治療

などに積極的な企業として、株式市場でも注目されています。

業績の推移

営業利益率は毎年改善を続けており、

  • 2010年:2.86%
  • 2021年:30.27%
  • 2022年(予想):31.37%

と30%近いの改善を遂げています。

特にコロナ禍の2021年は大幅な増益、利益改善をしており、医療需要を大きく取り込み成長を遂げた形となります。

3798 ULSグループ

ULRグループは、ITシステムのコンサルティング及び設計・開発を手掛けている会社です。

システムの発注者側を支援する「ITコンサルティング」の事業

  • IT戦略の立案
  • プロジェクトマネジメント
  • 内製化支援

コンサルティング事業で得たノウハウを詰め込んだ「ITソリューション」の事業

  • ビッグデータ分析プラットフォーム
  • IoT/M2M向けリアルタイム処理基盤
  • 仮想通貨ウォレットパッケージ

の2事業を展開しています。

業績の推移

事業成長はもちろんのこと、

  • 2010年:8.12%
  • 2021年:19.70%
  • 2022年(予想):20.78%

と営業利益率も右肩上がりで改善を続けています。

コロナ禍の2021年も大きな事業成長を遂げていることからも、今後のさらなる成長を大いに期待できる企業です。

8771 イー・ギャランティ

イー・ギャランティは、伊藤忠商事系の保証サービス企業です。

企業間において、取引先が倒産などの理由で、債務不履行を起こした場合において、イー・ギャランティが保証金を支払うサービスを行っています。

業績の推移

イー・ギャランティはもともと営業利益率が高い企業でした、近年はさらに改善を続けています。

  • 2010年:19.13%
  • 2021年:42.93%
  • 2022年(予想):43.76%

営業利益率自体は、2017年に40%を突破して以降横ばいが続いているため、このあたりが利益率の上限なのかもしれません。

それでも、業績は毎年連続して成長を続けているため、非常に優秀な経営であることがわかりますね。

4684 オービック

オービックは、独立系のシステムインテグレータです。

基幹業務システムの設計・開発・サポートまで自社一貫のワンストップ体制で提供できることが魅力です。

非常に高い利益率と成長性が魅力の企業で、営業利益率は50%を超えています。

業績の推移

非常にきれいな右肩上がりのトレンドを描いています。

10年前の時点から驚異的な高収益企業でしたが、

  • 2010年:33.20%
  • 2021年:57.33%
  • 2022年(予想):57.78%

とさらに利益率を改善し続けています。

日本でもトップクラスに営業利益率が高い企業ですね。

26年連続で営業利益を上昇させていることからも

  • 営業利益への強いこだわり
  • 外部環境に左右されない強い経営基盤
  • 毎年改革を続けられる優秀な経営体制

を持っていると言えます。

9672 東京都競馬

東京都競馬は「大井競馬場」「伊勢崎オートレース場」の賃貸が主力事業です。

  • 公営競技事業:競馬場等の賃貸。馬券購入システムも手掛ける
  • 遊園地事業:東京サマーランドの運営
  • 倉庫賃貸事業:東京の一等地に保有する倉庫・物流施設の賃貸
  • サービス事業:競馬場内のサービス業務。商業施設の運営

業績の推移

10年間で大幅な事業成長を遂げ、営業利益率は

  • 2010年:15.77%
  • 2021年(予想):38.41%

と20%以上の改善を果たしています。

コロナ禍による大きな業績影響はなく、むしろ2021年も大きな事業成長を遂げる予想です。

3712 情報企画

情報企画は、金融機関向けの信用リスク管理システムの開発・販売を手掛けている会社です。

さらに近年は、一般事業会社への販路拡大にも力を入れており、税務・会計関連システムの開発・販売も手掛けています。

業績の推移

2011年に一度業績を落としましたが、その後は大きな事業成長を遂げており、

  • 2010年:16.17%
  • 2021年(予想):37.10%

と営業利益率40%近くまで成長しています。

毎年数十%も成長するような企業ではありませんが、着実に改善を続けている企業です。

こういった企業の方が、業績の予想も正確で安心感がありますよね。

6社の中で株価が割安な企業は?

ここまで6社を紹介してきましたが

営業利益率が高くて、本当に優秀な企業ばかりだね!

でも既に株価が高くて買えなさそう・・・。

と考えている人もいるかと思います。

そのため、PER/PBRも併せて記載してみます。

コード銘柄名2021年
営業利益率
PERPBR
4974タカラバイオ30.27%29.3倍4.33倍
3798ULSグループ19.70%25.7倍4.16倍
8771イー・ギャランティ42.93%44.4倍6.62倍
4684オービック57.33%43.9倍6.51倍
9672東京都競馬38.41%13.1倍1.54倍
3712情報企画37.10%12.2倍2.04倍

株価に過熱感がある企業もありますが、そこまで割高感は感じません。

一般的には「PER15〜20倍」が目安とされていますが、

  • そもそも10年以上に渡って事業改善を続けてきた
  • 営業利益率が高く事業優位性が高い
  • 今後も安定的な事業成長が見込まれる
  • コロナ禍などの外部環境に左右されない

ことを考えると、どの銘柄も「高すぎる」とまでは言えません。

現時点で購入はしなくとも、こういった銘柄を知っておくだけで、「○○ショック」のような全銘柄が一気に落ちるときに拾うことも出来ます。

まとめ:営業利益率の改善は優秀な経営の証

ここまで「営業利益率を毎年改善している企業」について6社紹介してきました。

コード銘柄名2021年
営業利益率
PERPBR
4974タカラバイオ30.27%29.3倍4.33倍
3798ULSグループ19.70%25.7倍4.16倍
8771イー・ギャランティ42.93%44.4倍6.62倍
4684オービック57.33%43.9倍6.51倍
9672東京都競馬38.41%13.1倍1.54倍
3712情報企画37.10%12.2倍2.04倍
  • 営業利益率が高いのは優秀な経営体制の証
  • 営業利益率が高いことで、外部環境に左右されない経営が可能
  • 価格優位性や他社との差別化を軸に、今後も事業成長を遂げることが大いに期待できる

こういった企業に最初から投資をできればよいのですが、それはなかなか難しいですよね。

とは言え、今後すぐに事業が傾くことが想像できないほど優秀な企業ばかりのため、ぜひチェックしてみてください。

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