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ROEが連続改善!コロナ禍でも経営効率化が続く優良企業【厳選3社】

  • ROEが連続して改善している企業を知りたい
  • 経営陣が優秀な企業に投資をしたい
  • 安定して成長を続けている企業に投資したい

こんな方に向けた記事です。

本記事では、「ROE連続改善年数」について取り上げていきます。

ROEとは・・・

株主から預かった資本(自己資本)を、どれだけ効率的に経営に活用できているかを示す指標です。

特に海外の投資家が注目している指標であり、ROEが高い企業ほど経営が効率的に行われていることを示します。

ROE = 当期純利益 ÷ 自己資本

で求められ、「ROEが毎年改善している = 経営改善が行われている」ことを表します。

日本のROEの平均値は「約10%」であり、ROE20%を超える企業は優良企業と評価される水準です。

「ROEが高い」だけだと、「安定した成長・経営改善」が測れないため、「連続してROEが改善している企業」を取り上げていきます。

ROEの連続改善が続く企業はこの3社

ROEの連続改善が続き、経営の効率化が進んでいる企業はこの3社です。

コード銘柄名今期ROE(予想)ROE連続
改善年数
9697カプコン18.79%8年
6035IRジャパン48.62%6年
2385総医研HD15.34%6年

3社の企業の共通点は

  • コロナ禍でも経営効率化が進んでいる
  • 日本の平均値よりもROEが高い
  • 一過性の経営改善ではなく、連続して改善傾向が続いている

という点です。

それでは個別の企業について詳しく見ていきましょう。

9697 カプコン

カプコンは、家庭用ゲームソフトの企画・開発・販売を手掛けている企業です。

手掛けているソフトは

  • モンスターハンター
  • バイオハザード
  • 逆転裁判
  • ロックマン

等が挙げられます。

自社が持つコンテンツ・キャラクター等活かし、「アミューズメント施設運営」「パチンコ&パチスロ」「ライセンス」事業も行っています。

業績の推移

売上高は2014年の1,022億円をピークに低迷傾向にありますが、営業利益は過去最高を連続して更新してきています。

売上の拡大ではなく、利益を追求する経営方針に切り替わっていることをしっかりと現れています。

その証拠に営業利益率は毎年改善を続け

  • 2010年:8.36%
  • 2021年:33.15%

と営業利益率30%を超える高収益企業へと生まれ変わりました。

ROEの推移

(出典:IRBANK)

ROEの連続改善年数は、2021年時点で日本最長となる「8年連続」となっています。

利益を追求する経営方針がしっかりと現れており、毎年着実な改善が行われています。

6035 IRジャパン

IRジャパンは、企業のIR活動に対するコンサルティングを手掛けている会社です。

企業が株主・投資家等に対してIR活動を行う際の「情報提供」「戦略立案」「実行支援」を手掛け、IR活動のコンサルティングを行っています。

また、企業再編や事業再編等のM&Aに特化したFA業務(ファイナンシャル・アドバイザリー)も行っています。

「増配力がすごい企業」として、過去に本ブログでも紹介しています。

業績の推移

※2021年4月16日に発表されたIRにて2021年3月の業績は若干下方修正。

IRジャパンの魅力は「成長性」と「営業利益率の高さ」です。

2020年まで5年連続増収・増益を続けており、2021年度も大幅な増収・増益が見込まれています。

2020年→2021年の成長予想は

  • 売上:26.3%アップ
  • 営業利益:29.6%アップ
  • 売上:7.8%アップ(2021年4月16日IR情報)
  • 営業利益:12.5%アップ(2021年4月16日IR情報)

さらに営業利益率も右肩上がりのトレンドを続けています。

2020年/2021年度は50%に迫る営業利益率となっており「驚異的な高収益企業」といえます。

ROEの推移

2015年以降、毎年経営効率化の改善が行われ「6年連続ROE改善」となる予定です。

ROEは「20%を超えれば優良企業」と言われる中、IRジャパンは「50%超」の数値を記録しており、「日本トップクラス」の水準です。

2385 総医研ホールディングス

総医研ホールディングスは、トクホの評価試験の受託や抗疲労食品などを自社開発しています。

「未来のテンバガー候補」として、過去に本ブログでも取り上げています。

業績の推移

2012年〜2015年頃は、一時的に業績が低迷し、赤字寸前まで営業利益が下落しました。

しかし、その後は堅調な業績回復を遂げ、営業利益率10%を超す高収益企業に変化しました。

今後の健康志向・長寿命化と言った世の中のトレンドを上手く取り込み、今後も堅調に業績成長することが期待されます。

ROEの推移

2015年に赤字を記録して以降は、6年連続でROE改善を続けています。

上記2社と異なり、総医研ホールディングスは赤字から急速に経営改善を続けている点がポイントです。

6年間で毎年安定した成長を続け、ROE15%と経営効率化が行われている企業の仲間入りを果たしました。

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まとめ:ROEの改善度合いは優良企業を見抜く重要な指標となる

ここまで「ROEの連続改善年数」を軸に、おすすめできる優良企業を3社紹介してきました。

最後に現時点のPER/PBRも付け加えて紹介します。

コード銘柄名今期ROE(予想)ROE連続
改善年数
PERPBR
9697カプコン18.79%8年35.6倍6.69倍
6035IRジャパン48.62%6年98.8倍48.05倍
2385総医研HD15.34%6年15.8倍2.43倍
2021年4月27日時点

株価指標的に見れば、どの企業も「割高感」があると言えます。

しかし、裏を返せば「ROE改善が続く企業 = 株価が上がる企業」と言えます。

このような企業を、初期の段階から見つけるためにも「ROE改善度」は「優良企業」「株価成長する企業」を見つける重要指標と言えるでしょう。

本ブログでは、今後も株式投資にまつわる価値ある情報を発信していきますので、是非参考にしていただけたら幸いです。

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