こんな方に向けた記事です。
米国高配当ETF(SPYD/VYM/HDV)ってSBI証券では定期積立・定期買付が出来るよね!
でも「定期積立・定期買付しないほうが良い」って聞いたこともあるような・・・。
「定期積立・定期買付」の方が楽だし、購入タイミングを見計らって買うなんて自分には無理だよ・・・
本記事では「米国高配当ETFを定期積立・定期買付をしないほうが良い理由」を解説します。
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米国高配当ETFの定期積立・定期買付をオススメしない理由3選
高配当投資に興味を持った方の中には、「米国高配当ETF」への投資を検討・実践している人も多いと思います。
「米国高配当ETF」と言えば、下記の御三家ですよね。
優良銘柄に適切に分散してくれる、有名なETFだよね!
利回りも安定しているし、僕も購入している!
そんな方の中には、以下の理由から「定期積立」をしている方もいらっしゃるのでは無いでしょうか?
しかし、米国高配当ETFの定期積立はオススメしません!
米国高配当ETFの定期積立をオススメしない理由は大きく3つあります。
それぞれの理由について詳しく解説していきます。
※なお、米国ETFの定期積立はSBI証券でしか出来ません。
前提:米国高配当ETF(SPYD/VYM/HDV)の最新情報はこちら!
前提知識として、米国高配当ETF(SPYD/VYM/HDV)の基本情報はこちらの記事にまとめています。
をわかりやすくまとめておりますので、是非ご確認ください!
定期積立・定期買付をオススメしない理由①:インデックス投資ではないから
1つ目の理由は「インデックス投資ではないから」です。
投資信託・ETFには大きく分けて2つの種類があります。
- インデックス投資
- アクティブ投資
インデックス投資の特徴
アクティブ投資の特徴
米国高配当ETFはアクティブ投資に分類される
米国高配当ETF(SPYD・VYM・HDV)は、米国の財務優良・高配当銘柄を組み込んでいます。
しかし、世の中の市場全体を表す指標(S&P500やTOPIX等)に連動することを目指しているわけではありません。
市場全体を表す指標ではなく、独自の指標・投資対象を選定しているわけですね。
つまりインデックス投資ではなく「アクティブ投資」に分類されます。
各ETFの投資対象銘柄は下記のとおりです。
- SPYD:S&P500の高配当上位80銘柄
- VYM:配当利回り平均以上の大型株
- HDV:財務健全性と配当利回りの高い企業
各ETFの特徴・詳細はこちらの記事にまとめていますので併せてご確認ください。
資本主義社会においては、基本的には経済は長期的に見て右肩上がりになります。
そのため、市場全体の動きを表す指標(インデックス)は、同じく右肩上がりになります。
一方アクティブ投資の場合、
そのため、アクティブ投資の投資信託・ETFに投資する場合は、投資するタイミングが重要になってきます。
これが、米国高配当ETFの定期積立をオススメしない理由の1つになります。
定期積立をオススメしない理由②:老舗・成熟企業が多く、株価上昇が期待できないから
2つ目の理由は「高配当株は株価上昇が期待できない」からです。
企業が事業活動で得た利益の行く先は大きく3つあります。
今後も業界の成長・事業の拡大が狙える企業は、「配当」ではなく「事業投資」を優先します。
「配当」ではなく「株価成長」によって株主期待に応えるわけです。
一方で、市場が成熟し、新しい投資先がない企業は「配当」によって株主還元を行います。
米国高配当ETFに組み込まれている企業は、こちらのパターンに該当します。
「配当・増配」を行うことで、株主価値の維持に務めるわけですが、利益の拡大が狙えるわけではありません。
むしろ「売上・利益が徐々に下落」していく企業も多くあります。
つまり、高配当銘柄はそもそも株価の上昇を期待するモノではないのです。
やはり、値下がりしたときに購入するタイミング投資が重要となってきます。
定期積立をオススメしない理由③:配当利回りの予想が立てづらくなってしまう
3つ目の理由は「配当利回りの予測が立てづらくなってしまう」からです。
高配当投資をする上で、重要なことは「リターンを高確率で予測できる」ことです。
1年後の株価を予想することは難しいですが、1年後の配当金であれば株価に比べて簡単に予想できます。
しかし定期積立・定期買付をしてしまうと「リターンが予測できる」というメリットが薄れてしまいます。
結果的に、取得単価が安定せず「リターンの予測」が難しくなってしまい、配当金の受取時に
なんてことになりかねません。
これが、米国高配当ETFの定期積立をオススメしない理由の3つめになります。
米国高配当ETFはいつ買えばよいの?買い時・購入タイミングを教えてほしい!
「定期積立・定期買付」がおすすめされない理由はわかったよ・・・。
でも「買い時・購入タイミング」を見極めるスキルもないし無理だよ・・・
一番理想的な購入方法は、
ですが、「安いとき」なんて誰にもわかりませんよね・・・。
そこで1つの目安となるのが「VIX指数」という指標となります。
詳しくはこちらの記事にまとめておりますので、併せてご確認ください。
まとめ:米国高配当ETF(SPYD/VYM/HDV)の定期積立・定期買付はオススメしない!
ここまで、米国高配当ETFの定期積立をオススメしない理由3つまとめてきました。
そして、米国高配当ETFの購入タイミングを見極める指標の一つとして「VIX指数」を紹介しました。
高配当投資は、インデックス投資よりも難易度が高く・スキルも必要な投資手法となってきます。
出来るだけリターンを高めるためにも、「定期積立・定期買付はオススメしない」という理由がおわかりいただけたでしょうか?
今後も皆さんに役立つ投資情報をブログ・Youtubeを通して発信をしていきますので是非チェックしてみてください!
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