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【速報】VYMは+6.17%の増配!素晴らしい安定感!2021年9月の分配金速報と運用実績も公開

  • VYMの2021年9月分配金が知りたい方
  • VYMの過去の分配金推移や基本情報が知りたい方
  • VYMを保有している人の運用実績が知りたい方

こんな方に向けた記事です。

私のプロフィール
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米国高配当ETFの2021年9月分配金が発表される時期となりました。

VYMは+6.17%の増配

という結果でした。

2021年6月は「まさかの減配」でしたが、しっかりと増配に転じてくれました。

ということで、本記事では「VYMの2021年9月分配金」と「運用実績」について取り上げていきます。

それでは詳しい内容を見ていきましょう。

VYMの2021年9月分配金速報と分配金の推移

まずは2021年9月に公開された、9月の分配金を見ていきましょう。

VYMの2021年9月分配金速報

3月6月9月12月前年比
2009年0.310.280.2570.321
2010年0.2290.2730.2760.313-6.59%
2011年0.310.3350.3070.37521.63%
2012年0.3280.370.4030.49220.05%
2013年0.3610.4190.4370.5329.79%
2014年0.4010.4760.4690.5629.09%
2015年0.4620.560.5280.59912.63%
2016年0.4780.5780.4830.6672.65%
2017年0.560.5960.6020.64318.84%
2018年0.60840.63020.67180.738810.33%
2019年0.65160.62470.78640.77917.27%
2020年0.55440.83680.70530.80962.26%
2021年0.65640.75230.7488
2020年比+18.40%-10.10%+6.17%

2021年9月の分配金は

  • 0.7488ドル
  • 2020年9月対比で+6.17%

と増配でした。

  • 2019年9月:0.7864ドル(対前年比+17.06%)
  • 2020年9月:0.7053ドル(対前年比-10.31%)
  • 2021年9月:0.7488ドル(対前年比+6.17%)

9月期で過去最高だった2019年には届きませんでしたが、過去2番目の水準でしたね。

VYMの月別分配金推移

VYMの月別の推移を見ていきましょう。

コロナ禍の2020年〜2021年にかけて、大幅増配・減配の激しい動きをしていますが、

基本的には安定した増配傾向

であることがわかりますね。

VYMは10年以上の運用歴があるため、分配金の推移もグラフで見ると非常にわかりやすいです。

VYMの分配金の傾向
  • 時折、対前年比マイナスの月もあるが、基本的には右肩上がり
  • 12月が一番分配金が多い傾向
  • 3月が一番分配金が少ない傾向

基本的には右肩上がりの推移を続ける「非常に優秀なETF」であることがわかります。

VYMの月別増配率

3月6月9月12月
2010年-26.13%-2.50%7.39%-2.49%
2011年35.37%22.71%11.23%19.81%
2012年5.81%10.45%31.27%31.20%
2013年10.06%13.24%8.44%8.13%
2014年11.08%13.60%7.32%5.64%
2015年15.21%17.65%12.58%6.58%
2016年3.46%3.21%-8.52%11.35%
2017年17.15%3.11%24.64%-3.58%
2018年8.64%5.74%11.59%14.88%
2019年7.10%-0.87%17.06%5.45%
2020年-14.92%33.95%-10.31%3.91%
2021年18.40%-10.10%6.17%
黄色マーカーは減配

VYMは2009年から運営しており、2010年〜2021年までの対前年比を分析してみると

  • 対前年比が求められるのは全47回
  • うち減配は9回
  • 対前年比で減配の可能性は約20%
  • 2020年は10%以上の減配を2回も記録していながら年間は増配
  • 9月期は10%を超える増配・減配の傾向だったが、2021年9月は落ち着いた増配となった

となります。

VYMの年別分配金推移

続いて、年別の分配金推移を見てみましょう。

2021年6月期は10%を超える減配となりましたが、3月・9月の増配によって、9月期までの累積は過去最高水準となっています。

  • 2020年3〜9月:2.0965ドル
  • 2021年3〜9月:2.1575ドル
  • 増配率:2.91%

年単位で見ると、リーマンショックの2010年を除き、2011年以降10年連続増配を続けていることがわかります。

2009年に1.168だった年間分配金は、2020年には2.9061と約2.5倍に成長しています。

増配率を計算してみると・・・

VYMの増配率
  • 1年:2.3%
  • 3年:8.8%
  • 5年:8.3%
  • 10年:9.3%

と、非常に安定的な増配を続けていることがわかります。

2021年も過去最高水準となっており、過去の推移からしても今後の増配は大いに期待できそうです。

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VYMの基本情報・セクター別シェア・株価

続いて、VYMの基本情報の振り返りとセクター別のシェアを見ていきましょう。

VYMの基本情報

運営会社ヴァンガード
運用開始2006年11月
経費率0.06%
純資産額4.1兆円(37,796(百万米ドル))
分配利回り2.83%
ベンチマークFTSE ハイディビデンド・イールド・インデックス
投資対象配当利回り平均以上の大型株
組入銘柄数411銘柄

VYMの特徴
  • 配当利回りが平均以上の大型株で構成
  • 純資産額がETFの中でもトップレベルに大きい
  • 分配利回りは2%台と低く、「高配当」とは言えない水準

VYMのセクター別のシェア

業種組入比率
金融22.10%
生活必需品12.80%
ヘルスケア12.90%
資本財10.10%
一般消費財8.40%
(2021年8月末時点)

セクター比率は6月時点比べてもほぼ変化はありません。

上位3セクターで約50%を占めており、景気敏感セクターの金融が1位で22%のシェアを占めています。

一方で、生活必需品・ヘルスケアといった不況にも強いセクターが2,3位を占めており、非常にバランスの取れた構成と言えます。

バランスの取れたポートフォリオでコロナショックからの戻りも早かった

VYMのTOP10銘柄

名称数量ファンドの割合6月順位
JPM:USJPモルガン・チェース・アンド・カンパニー8.63 百万1.38 十億3.561
JNJ:USジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)7.56 百万1.31 十億3.372
HD:USホーム・デポ3.09 百万1.01 十億2.593
PG:USプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)6.99 百万995.12 百万2.564
BAC:USバンク・オブ・アメリカ21.64 百万903.50 百万2.335
CMCSA:USコムキャスト13.08 百万793.84 百万2.056
PFE:USファイザー16.01 百万737.74 百万1.90
CSCO:USシスコシステムズ12.12 百万715.44 百万1.84
XOM:USエクソンモービル12.16 百万662.87 百万1.717
VZ:USベライゾン・コミュニケーションズ11.89 百万654.04 百万1.698
(出典:Bloomberg)

上位10銘柄でポートフォリオの25%を占めています。

6月時点と比較すると

  • ファイザー・シスコシステムズが新たにTOP10入り
  • その他の銘柄は順位に変動はありつつも入れ替えはなし

となります。

セクター別シェアと同様、金融、生活必需品、ヘルスケア、情報技術の会社が上位10社の殆どを占めています。

VYMの株価

(出典:Bloomberg)

こちらはVYMの1年チャートとなります。

コロナショック時は30%近く株価が下落しましたが、2021年1月にはコロナショック前の水準に回復し、過去最高値を更新し続けていました。

しかし、6月以降は高値圏内で横ばいとなっており、レンジ相場となっています。

私の運用実績と今後の運用方針

最後に私のVYMの運用実績と今後の運用方針について取り上げていきます。

私の運用実績

保有数量98.00
取得単価(ドル)78.55
取得単価(円)8,425
評価損益(ドル)2,578.38
評価損益(円)303,815
損益(ドル)(%)33.49%
損益(円)(%)36.80%

という運用実績です。

投資金額はSPYDと比べると、80万円ほどと少なめですが、評価額は100万円の大台を突破してくれています。

今後の運用方針

3月期と投資方針は変わらず、VYMは「長期保有」「VIX指数を見て購入判断」としています。

私が高配当投資に求めるものは「利回り」ですので、高配当ETFのメインは「SPYD」です。

そのため、VYMは「リスク分散目的」で保有をしています。

実際、分配金利回りは2%程度と「高配当」とは言えない水準ですが、

  • 安定的な株価成長
  • 分配金の連続成長
  • トータルリターンが高い

「安定成長」が期待できるETFであり、他の高配当ETFの弱点を補う相性の良いETFです。

次の買い時はいつ来るかはわかりませんが、買い時の指標の一つである「VIX指数」をもとに、投資判断をしていきたいと考えています。

なお、米国高配当ETFの購入タイミングなどをまとめた記事がありますので、併せてご覧ください。

まとめ:VYMも過去最高分配金が狙える!

ここまでVYMの2021年9月分配金速報と、基本情報、私の運用実績をまとめてきました。

  • 2021年9月の分配金は対前年比で+6.17%の増配
  • 9月までの累積分配金は過去最高
  • 2021年6月期と比べてセクター比・銘柄構成に大きな変化はない
  • 株価は6月をピークにほぼ横ばい
  • 私の運用実績は「+30%」と大きな評価益を作ることが出来ている
  • 分配利回りは2%程度と少ないが、「安定した株価成長」「連続増配」が魅力
  • 今後も株価が下落したタイミングで購入をしていく

VYMは米国高配当ETFの中でも

  • 分散が一番効いている
  • 純資産額が大きく安心
  • 運用歴が15年近くあり、歴史がある

「一番安心して保有できるETF」であると考えています。

分配利回りは一番低いですが、VYMを保有している安心感があるからこそ、他の銘柄でリスクが取れると感じます。

今後は、下落時に狙って購入できるよう、相場環境はウォッチを続けていきます。

今後もVYMの増配は安定して期待できるため、分配金速報として本ブログでも取り上げていきます。

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