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【暴落でも安心!】下がったら買いたい優良配当株5選!コロナショック時から見る買い時はいつ?

中国の恒大集団が倒産危機に瀕しているとかで、世界中の株が大きく値下がりしているよね・・・

でも、こんなときこそ「優良な株を安値で仕込めるチャンス」だよね!

でも、暴落時に買うべき優良株がわからないんだよなー・・・

こんな方に向けた記事です。

私のプロフィール
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  • 現在は「高配当株投資」「インデックス投資」をメインに資産運用中
  • 銘柄分析を詳細に行い「罠銘柄」を排除したポートフォリオを構築しブログで全て公開中!
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  • 自作ツール「銘柄分析ツール」「FIRE計算表」も公開中。

中国企業の倒産懸念によって、株価が一時的に大きく値下がりしましたね。

今後の株価についても

リーマンショックの再来になりうる

という人もいれば、

影響は中国国内だけだし、結局中国政府が助けるから影響はないよ

という説を唱える人もいて、今後も不透明な状況が続きそうです。

しかし、「日本の高配当銘柄を個別に買い進めている」私にとっては、

暴落時こそ優良な個別株を安値で仕込めるチャンス!

とポジティブに捉えています。

なぜなら、

  • 優良株はミスプライシングが起きにくく、平常時は適正価格にとなっている
  • そのため、配当に力を入れている優良企業でも利回りは2%台に留まっている企業は多い
  • しかし暴落時は、市場全体が値下がりするため、優良株も一斉に株価が下がり、配当利回りが一気に高まる
  • ただし結局は優良株のため、また元の適正価格に戻る

からです。

そこで今回は、

  • 業績・配当・財務が優良でありながら、
  • 普段は配当利回りが2%台で高配当とは言えない優良企業を5社厳選して紹介
  • さらに「コロナショック時の配当利回り」を参考に、買い時ポイントも解説!

していきます。

こういった優良企業を予めウォッチしておくことで、

  • 本当に暴落が起きたタイミングで、迷うことなく購入できる
  • 安値で仕込めるため、ポートフォリオの利回りを高めることができる
  • さらに優良企業のため、ポートフォリオを安定的で強固にできる
  • そのうえ、優良企業は結局適正株価に戻るため、キャピタルゲインも狙える

ことができます。

  • 本記事に登場する企業情報・株価情報は執筆時点の最新情報となります。(2021/09/23)
  • 「コロナショック時の安値」は2020年3月の最安値を採用。
  • 「コロナショック時の配当利回り」は2020年決算の配当金実績を採用。

暴落時に仕込みたい優良おすすめ配当株5選

今回おすすめするのはこの5社です。

コード企業名業種現在配当利回り
3712情報企画情報・通信2.69%
3834朝日ネット情報・通信2.68%
4464ソフト99コーポレーション化学2.68%
7820ニホンフラッシュその他製品2.77%
9799旭情報サービス情報・通信2.89%

普段「高配当投資」をしている方にとっては、耳馴染みがない企業が多いと思います。

どの企業も普段は「配当利回り2.5%〜3%」程度で、「高配当利回りランキング」には掲載されないような企業ばかりだからですね。

配当政策も優秀で、増配を続けている企業も多いですが、「高配当」とまでは行きません。

それは

優良企業だからこそ株価が上昇し、利回りが下がるから

ですね。

こういった優良企業を暴落時に仕込めれば、

  • 将来的に安定的な配当を生み出し
  • ポートフォリオ全体のリスクも低減し
  • さらに株価上昇も期待できる

ため、是非チャンスを逃さないようにウォッチしておきたいところです。

それでは、それぞれの企業の詳細情報を解説していきます。

3712 情報企画

情報企画は、金融機関向けの信用管理パッケージの開発・販売を行っている会社です。

1986年の創業以来、会計・税務・金融の分野に特化したノウハウを活かし、金融機関の信用リスク管理システムを展開してきました。

しかし近年は営業・窓口支援・経理業務向けのシステム開発も展開し、システムの提供範囲を徐々に拡充してきています。

基本情報
  • 業種:情報・通信業
  • PER:12.5倍
  • PBR:2.08倍
  • 配当利回り:2.69%
  • 時価総額:122億円

業績の推移

  • 2011年のリーマンショック以降、業績は右肩上がりで成長
  • 営業利益率は驚異の35%超え
  • 2021年度も増益予想で営業利益は10年連続の増益

配当の推移

  • リーマン・ショック時は配当性向100%を超えても減配しなかった強い株主還元姿勢が魅力の会社
  • 2021年度も増配予想で、8年連続増配予想
  • 配当金は10年間で4倍に増配

財務・営業CFの推移

  • 自己資本比率は10年連続65%超、直近は75%超の安定した高財務企業
  • 営業CFも連続黒字で増加傾向
  • 利益剰余金も年々積み上がっている

コロナショック時の状況から見る買い時は?

(出典:株探)
  • コロナショック時の最安値:1,783円
  • 2020年度決算の配当金実績:80円
  • コロナショック時の配当利回り:4.48%
  • コロナショック時の最大下落率:37%
  • 現在の株価:2,979円
  • 2021年度決算の配当金予想:80円
  • 現在の配当利回り:2.69%

もし、今後コロナショックと同等の下落が起きた場合、

  • 株価:2979円×(100% – 37%) = 1,867円
  • 配当利回り:80円 ÷ 1,867円 = 4.28%

となります。

営業利益率が非常に高く、業績の拡大傾向は続いているため、下落したら買いたい銘柄の1つですね。

コロナショック時の最大下落まで待ってしまうと、タイミングを逃してしまう可能性があるため、

  • 利回り3% → 2,666円
  • 利回り3.5% → 2,285円
  • 利回り4% → 2,000円

の目安を覚えておくと良さそうですね。

3834 朝日ネット

朝日ネットは、独立系のネット接続大手企業で、インターネット接続サービス「ASAHIネット」を展開している企業です。

近年はインターネット接続サービスだけではなく、クラウド型の教育支援サービス「manaba」も提供するなど、事業範囲を拡大させています。

基本情報
  • 業種:情報・通信業
  • PER:15.2倍
  • PBR:1.90倍
  • 配当利回り:2.68%
  • 時価総額:238億円

業績の推移

  • 2022年度も増収増益予定
  • 売上高は10年連続で成長の見込み
  • 営業利益率が悪化傾向にあったが、2018年以降は改善に転じている

配当の推移

  • 一時的にEPSが急落したタイミングもあるが、10年以上減配はなし
  • 大幅な増配はないが、安定した増配傾向
  • 配当性向は40%〜60%と高い水準で株主還元に積極的

財務・営業CFの推移

  • 自己資本比率は85%を超える驚異の高財務企業
  • 営業CFも毎年大幅な黒字を記録
  • 利益剰余金も毎年キレイに積み上がっている

コロナショック時の状況から見る買い時は?

(出典:株探)
  • コロナショック時の最安値:549円
  • 2020年度決算の配当金実績:18.5円
  • コロナショック時の配当利回り:3.37%
  • コロナショック時の最大下落率:26%
  • 現在の株価:745円
  • 2022年度決算の配当金予想:20円
  • 現在の配当利回り:2.68%

コロナショック直後に「テレワーク」などで注目されて一気に株価が急騰しましたが、現在は適正価格に戻っています。

もし、今後コロナショックと同等の下落が起きた場合、

  • 株価:745円×(100% – 26%) = 551円
  • 配当利回り:80円 ÷ 1,867円 = 3.62%

となります。

コロナショック時の下落幅で換算しても配当利回りは「3.62%」と、そこまで利回りは急騰しません。

利回り別の購入目安の株価としては

  • 利回り3% → 666円
  • 利回り3.5% → 571円
  • 利回り4% → 500円

の目安を覚えておくと良さそうですね。

4464 ソフト99コーポレーション

ソフト99コーポレーションは、カーケア用品の大手で、

  • 洗車用品
  • ワックス・コーティング剤
  • 自動車用の塗料ペイント
  • 自動車用の補修用品

等を展開しています。

さらに近年注目が集まっている、

半導体向けの洗浄用品

も取り扱っており、配当だけでなく株価の急騰の可能性もあります。

基本情報
  • 業種:化学
  • PER:11.3倍
  • PBR:0.55倍
  • 配当利回り:2.68%
  • 時価総額:283億円

業績の推移

  • 売上・営業利益率ともに右肩上がりで成長
  • コロナ禍でも増収増益
  • 営業利益は10年で約2倍に成長

配当の推移

  • 2016年から6年連続増配、2022年も増配予定のため7年連続増配になる予定
  • 配当金は10年間で約2.5倍に増配
  • 配当性向は20〜30%台で過熱感はなく、増配余地十分

財務・営業CFの推移

  • 自己資本比率は85%を超える超高財務企業
  • 営業CFも連続して黒字で、成長中
  • 利益剰余金・現預金共にきれいな右肩上がり

コロナショック時の状況から見る買い時は?

(出典:株探)
  • コロナショック時の最安値:660円
  • 2020年度決算の配当金実績:24円
  • コロナショック時の配当利回り:3.63%
  • コロナショック時の最大下落率:40%
  • 現在の株価:1,270円
  • 2022年度決算の配当金予想:34円
  • 現在の配当利回り:2.68%

コロナショック時の下落幅は40%とかなり大きいですが、直近の株価は

  • 堅調な業績成長
  • 半導体関連銘柄

ということで注目され、コロナショック時の最安値から2倍となっています。

もし、今後コロナショックと同等の下落が起きた場合、

  • 株価:1,270円×(100% – 40%) = 762円
  • 配当利回り:34円 ÷ 762円 = 4.46%

となります。

コロナ禍の時期から配当金が「24円→34円」と増配されていることから、配当利回りはかなり高くなりますね。

利回り別の購入目安の株価としては

  • 利回り3% → 1,133円
  • 利回り3.5% → 971円
  • 利回り4% → 850円

の目安を覚えておくと良さそうですね。

7820 ニホンフラッシュ

ニホンフラッシュは、マンション向け内装ドアで国内首位の会社です。

中国には20年前から進出し、今では中国事業が収益の柱となっています。

恒大集団も中国の不動産企業であり、中国の不動産市況の動向によって、ニホンフラッシュにどの程度影響が出るのかは今後の決算に注目ですね。

基本情報
  • 業種:その他製品
  • PER:8.5倍
  • PBR:1.15倍
  • 配当利回り:2.77%
  • 時価総額:289億円

業績の推移

  • 売上・営業利益ともに右肩上がりで成長
  • 10年間で売上は4倍、営業利益は10倍に成長
  • 2021年はコロナショックにより減収減益も、2022年は増収増益予想

配当の推移

  • EPS/配当金共に増加傾向
  • 配当金は10年間で約6倍に成長
  • 配当性向も20%台で過熱感はなく、さらなる増配余地十分

財務・営業CFの推移

  • 自己資本比率は60%超を維持しており、財務優良企業
  • 営業CFも2013年までは安定感がなかったが、2014年以降改善傾向が続く
  • 利益剰余金・現預金は共にキレイに積み上がっている

コロナショック時の状況から見る買い時は?

(出典:株探)
  • コロナショック時の最安値:838円
  • 2020年度決算の配当金実績:27.5円
  • コロナショック時の配当利回り:3.28%
  • コロナショック時の最大下落率:47%
  • 現在の株価:1,155円
  • 2022年度決算の配当金予想:32円
  • 現在の配当利回り:2.77%

コロナショック時の下落幅は47%とかなり大きく、株価はほぼ半値となりました。

その後一時的にはコロナショック前の水準まで回復しましたが、現在は株価は下落傾向にあります。

もし、今後コロナショックと同等の下落が起きた場合、

  • 株価:1,155円×(100% – 47%) = 612円
  • 配当利回り:32円 ÷ 612円 = 5.22%

となります。

株価の下落幅がかなり大きく、配当金もコロナショック時から増配されているため、もしこの水準まで株価が下がれば絶好の買い場と言えそうですね。

さらにニホンフラッシュにとっては

恒大集団の動向によって中国事業を主力としているニホンフラッシュにどれだけ影響が出るか?

が未知数であり、さらなる株価下落もありそうですね。

利回り別の購入目安の株価としては

  • 利回り3% → 1,066円
  • 利回り3.5% → 914円
  • 利回り4% → 800円

の目安を覚えておくと良さそうですね。

9799 旭情報サービス

旭情報サービスは、独立系情報サービス会社であり、ネットワークシステムの構築・管理・運用を事業の主力としています。

大きな成長はありませんが、非常に堅実な事業運営を行っていることが特徴の企業です。

基本情報
  • 業種:情報・通信
  • PER:12.4倍
  • PBR:1.18倍
  • 配当利回り:2.89%
  • 時価総額:113億円

業績の推移

  • 2010年以降、12年連続増収増益の超安定成長企業
  • 業績の急成長はないが、毎年数%ずつ確実に成長を続けている
  • さらに営業利益率が毎年改善していることが魅力

配当の推移

  • リーマン・ショック時でも減配しなかった強い株主還元姿勢が魅力の会社
  • 配当金も大幅な増配はないが、長期的に増配傾向
  • EPSは連続した成長を続けており、配当性向は年々下落傾向

財務・営業CFの推移

  • 自己資本比率は75%超で安定している超高財務企業
  • 営業CFも近年は右肩上がりで成長
  • 利益剰余金・現預金も増加傾向

コロナショック時の状況から見る買い時は?

(出典:株探)
  • コロナショック時の最安値:932円
  • 2020年度決算の配当金実績:39円
  • コロナショック時の配当利回り:4.18%
  • コロナショック時の最大下落率:29%
  • 現在の株価:1,369円
  • 2022年度決算の配当金予想:39.5円
  • 現在の配当利回り:2.89%

コロナショック時の下落幅は29%と大きな下落となりましたが、その後は堅調な株価回復を遂げ、現在はコロナショック後の最高値を更新しています。

もし、今後コロナショックと同等の下落が起きた場合、

  • 株価:1,369円×(100% – 29%) = 971円
  • 配当利回り:39.5円 ÷ 971円 = 4.06%

となります。

旭情報サービスのように、連続して増収増益を安定して記録している企業を「配当利回り4%」で買えるチャンスは、ほぼないですよね。

利回り別の購入目安の株価としては

  • 利回り3% → 1,316円
  • 利回り3.5% → 1,128円
  • 利回り4% → 987円

の目安を覚えておくと良さそうですね。

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まとめ:暴落に怯えず優良企業をウォッチしておこう!

ここまで、「暴落時に仕込みたい優良おすすめ配当銘柄」を5社厳選してお伝えしてきました。

コード企業名業種現在配当利回りコロナショック時
配当利回り
もし今、コロナショック同等の暴落が発生した場合の配当利回り
3712情報企画情報・通信2.69%4.48%4.28%
3834朝日ネット情報・通信2.68%3.37%3.62%
4464ソフト99コーポレーション化学2.68%3.63%4.46%
7820ニホンフラッシュその他製品2.77%3.28%5.22%
9799旭情報サービス情報・通信2.89%4.18%4.06%

コロナショック時の配当利回りを見ても、

  • 3.5%以下:2社(朝日ネット、ニホンフラッシュ)
  • 3.5%〜4%:1社(ソフト99コーポレーション)
  • 4%〜4.5%:2者(情報企画、旭情報サービス)

と、株価が大きく下落しても「配当利回り4.5%」が限度だったことがわかります。

そのため、今回ご紹介した企業に限れば、

  • 配当利回り3.5%:数年に1度の絶好の買い場
  • 配当利回り4.0%:10年に1度あるかないかのチャンス

と認識しておくとわかりやすいと思います。

今後の株式市場の動向はわかりませんが、普段から優良銘柄をウォッチしておけば、

  • 下落タイミングで迷わない
  • 配当利回りの目安がわかり、購入の判断が迅速にできる
  • 配当だけでなく、含み益も出ることで精神的な安心も得られる

ことになります。

このブログ・Youtubeを通して、優良オススメ銘柄を発信していきますので、是非参考にしてみてください。

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