投資情報

【今から仕込め!】上期決算が好調で上方修正の期待が高い優良高配当銘柄!【全15社と厳選3社】

上期決算も一段落したけど、好決算がたくさん発表されたね!

3Q、本決算で「上方修正」が出そうな銘柄ってあるのかなー

そんな銘柄あるなら今から仕込んでおきたいけど、自分じゃ調べられないよ…

という方に向けた記事です。

10月末から1ヶ月近くに渡って続いた決算発表が一段落しましたね!

特に日本は3月期決算の会社が大半なので、2Q決算=上期決算が一斉に発表されました。

業績絶好調です!上方修正もするし、増配もします!

という企業もあれば、

ごめんなさい…下方修正します…

という企業もありましたね。

僕が選んだ優良高配当株は、ほとんどの企業が業績好調だったよ!

でも業績が良いのに「上方修正」を出さない企業も合ったよね?

上方修正ってどういうルールで発表されるんだろう?

次の決算で「上方修正」を出しそうな企業を今から買っておきたい!

投資家バク

「上方修正」を発表するルールも実は決まっているんだよね!

そして「上方修正」が期待できる企業もたくさんあったよ!

という事で、今回の記事では

  • 上方修正発表のルール
  • 上方修正が期待できる銘柄一覧
  • とっておきの厳選3社

について解説をしていきます。

前提知識:「上方修正」「下方修正」発表のルール

投資家バク

まずは前提知識として「上方修正」「下方修正」発表のルールを解説していきます!

投資家にとって、嬉しいサプライズ発表として

  • 新製品を発売します!
  • 研究に成功しました!
  • 自己株式取得します!

などがありますが、実際の会社業績に直接関係のある発表として

上方修正

が最も嬉しいサプライズ発表と考えている方もいるかと思います。

一方で、最も発表されてほしくないのは

下方修正

ですよね。

実は、この「上方修正」「下方修正」は「発表の基準」がしっかりと定められています。

「上方修正」「下方修正」発表の具体的な基準

この「上方修正」「下方修正」の具体的な基準は

a.連結売上高にあっては1.1以上又は0.9以下

b.連結営業利益にあっては1.3以上又は0.7以下

c.連結経常利益にあっては1.3以上又は0.7以下

d.親会社株主に帰属する当期純利益にあっては1.3以上又は0.7以下

出典:JPX

と定められています。

要するに、当初の会社予想から

  • 売上:±10%の乖離
  • 営業利益・経常利益・当期純利益:±30%の乖離

の差が発生しそうな場合には「上方修正」または「下方修正」を発表しないといけないルールとなっています。

でも、「5%上方修正!」みたいな発表をしている企業もあるよね?

という疑問もありますよね。

上記の乖離の範囲内に収まっている場合については、発表の必要はなく、会社ごとの判断で公表している企業もある

ということですね。

例えば

東京海上、今期経常を9%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も30円増額

出典:株探
(出典:株探)

東京海上HDは「9%」の乖離でも上方修正を発表していますね。

30%を超えていなくても、良い業績の場合は株価の上昇にもつながるし、株主のためにも発表している

という事かもしれませんね。

感覚的には、

  • 上方修正:数%の乖離でも発表
  • 下方修正:発表基準を超えたら発表

という企業が多そうですね。

「上方修正」「下方修正」の発表タイミング

発表のタイミングに決まりはあるの?

発表タイミングについては、

基本的にはその事実がわかったタイミングで速やかに報告

することとなっています。

実際には

  • Qごとの決算発表時に合わせて発表
  • 決算発表の数日前に発表
  • 決算時期とは関係なく発表

など、会社によってスタンスは様々なようです。

四半期決算単位での上方修正の目安

上方修正の基準はわかったけど、実際四半期ごとで進捗率◯%なら上方修正ペースとかって計算できるのかなー?

投資家バク

四半期単位の決算ごとの目安もお伝えします!

株探などでは「経常利益」を基準とした進捗率を発表しています。

(出典:株探)

対通期進捗率:会社の通期経常利益予想に対しての進捗率。100億円の経常利益予想に対して、10億なら進捗率10%、50億なら進捗率50%。

「利益の大半を下期に稼ぐ」など、ビジネスモデルによって基準となる進捗率も変わってきますが、一般的には、

  • 1Q決算:対通期進捗率25%
  • 2Q決算:対通期進捗率50%
  • 3Q決算:対通期進捗率75%
  • 4Q決算:対通期進捗率100%

が基準となります。

これはあくまでも「会社予想通り」の進捗基準です。

これを「上方修正基準」に置き換える必要がありますね。

つまり「四半期単位で上方修正基準の進捗率130%を維持したペース」が必要となり

130%を4で割った数字 = 130 ÷ 4 = 32.5%

となります。

これを「Q単位の上方修正目安」として数字を計算してみると

  • 1Q決算:32.5%
  • 2Q決算:65%
  • 3Q決算:97.5%
  • 4Q決算:130%

のペース以上であれば、「上方修正の期待大」と言えますね

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上方修正が期待できる優良高配当銘柄15社を公開!

上方修正のルールや進捗率の基準はわかったよ!

でも結局、「上方修正が期待できるくらい進捗率が良い会社」を見つけないと…

投資家バク

僕が監視していた「優良高配当銘柄」の中から、「上方修正期待大」の銘柄を紹介するよ!

今回決算発表がされた会社のうち、

「3月決算」=「上期決算」で、私が「優良高配当銘柄」として監視をしていたのは99銘柄

でした。

その決算成績は

  • 対前年比増益:79社(79%)
  • 上方修正 or 増配発表:40社(40%)
  • 下方修正:4社(4%)

大満足の結果でした。

投資家バク

自分でしっかり分析をした企業の業績が良いと、努力が報われたようで嬉しい!

さらには

「上方修正ペース」の企業は15社(15%)

もありました!

なお、今期の決算に関しては、

コロナ影響が不透明なため消極的な会社予想だった企業が多かった

という点は注意が必要ですね。

それでは、「上方修正期待大」の企業を紹介していきます。

3月決算の優良高配当企業のうち「上方修正期待大」の銘柄

3月決算の「優良高配当企業」のうち、

2Q決算で進捗率65%以上の会社

を抽出してみました。

コード銘柄名対前年比対通期進捗率
8999グランディハウス270%66%
8012長瀬産業110%66%
9436沖縄セルラー電話20.40%66%
8001伊藤忠商事140%67%
8795T&DHD-56%67%
8316三井住友FG82%68%
9312ケイヒン42%69%
5232住友大阪セメント6%70%
8630SOMPOHD150%71%
8411みずほFG49%73%
9880イノテック230%74%
8766東京海上HD240%76%
8934サンフロンティア不動産73%81%
4502武田薬品工業130%81%
8306三菱UFJFG67%92%
対前年比・対通期進捗率は経常利益ベース。経常利益の会社予想が発表されていない場合は純利益ベースで算出

15社が該当しました。

しかも上期決算時に「上方修正」が発表されたにも関わらず、修正後の進捗率が「上方修正期待」ペースの企業も存在します。

  • 伊藤忠商事
  • T&Dホールディングス
  • 三井住友フィナンシャルグループ
  • ケイヒン
  • SOMPOホールディングス
  • みずほフィナンシャルグループ
  • イノテック
  • 東京海上ホールディングス

はそれに該当します。

ただし、これらの企業は

まだまだ予想が保守的で、3Q、本決算で上方修正期待大

下期は業績ペースが落ちるため、現在の予想ペースに収まる

のどちらに該当するかは分析が必要ですね。

一方で、「下方修正」が発表された企業も存在しています。

  • 武田薬品工業→純利益を26%下方修正。ただし経常利益等は変わらず
  • 理由は、過去の企業買収にかかる税務費用であり、業績は好調

のようです。

「上方修正期待大の優良高配当名柄」のうち特に気になる銘柄は?

上方修正が期待できる会社ってこんなにあるんだ!

この中で特に気になる銘柄ってどこなの?

投資家バク

いつもどおり「厳選」して銘柄解説をしていくよ!

今回「上方修正が期待できる会社」として、

  • 三菱UFJフィナンシャルグループ
  • 三井住友フィナンシャルグループ
  • みずほフィナンシャルグループ
  • 伊藤忠商事
  • 東京海上HD

など、「メガバンク」「総合商社」「大手保険会社」がランクインしていました。

ただし、これらの企業が「業績絶好調!」という話は、投資情報に触れている人にとっては目新しさがないですよね。

そのため、このブログでは

みんな知らないけど実は優良企業

という企業に焦点を当てて解説をしていきます。

8999 グランディハウス

北関東を地盤に戸建住宅販売を行っている会社です。

中間決算では

グランディ、上期経常が3.7倍増益で着地・7-9月期も62%増益

出典:株探

と、昨年はコロナ影響で落ち込んだ業績が見事に回復していますね。

  • 上期時点の5年平均進捗率:47.0%
  • 今期の上期時点進捗率:65.5%

下期偏重ビジネスでもないため、このままのペースで行けば、「上方修正」の期待大ですね

業績と配当の推移
  • 業績は右肩上がりの傾向
  • 2022年は売上・営業利益ともに過去最高予想
  • 配当金は減配実績もあるが、2013年以降は10年近く減配なし
  • 9年間で3倍に増配
  • 配当性向30%台で過熱感もなし

株価の推移
過去10年の月足チャート
  • コロナショック前の高値を回復
  • 最近は若干株価上昇傾向
  • 2017年につけた612円を越せるかがポイント

過去最高の業績&上方修正期待大の企業でありながら

  • PER:7.2倍
  • PBR:0.61倍
  • 配当利回り:4.88%

と、まだまだ割安感がある水準ですね。

9880 イノテック

今話題の「半導体」を取り扱っている商社です。

中間決算では

イノテック、今期経常を一転8%増益に上方修正

出典:株探

と、とんでもない決算を出してきていますね。

しかも

  • 2019年4月〜9月進捗率:35.8%
  • 2020年4月〜9月進捗率:24.3%
  • 2021年4月〜9月進捗率:73.7%

と、下期偏重ビジネスでありながら、上期時点でこの進捗率は凄いです。

  • 今期は元々、「減益」予想だった
  • 半導体需要で業績好調
  • 上方修正は出したものの、まだまだ保守的

と考えられるため、「さらなる上方修正」が期待できそうですね。

業績と配当の推移
  • 業績は歪なところもありながら、基本的には右肩上がりの成長傾向
  • 商社でありながら利益率も高め
  • 配当金は10年以上減配実績なし
  • 10年間で12倍に増配
  • 配当性向40%〜50%台で安定

株価の推移
過去10年の月足チャート
  • コロナショックからすでに2倍以上に成長
  • 2021年は半導体需要で株価も右肩上がり
  • 2018年につけた1,720円を越せるかがポイント

過去最高の業績&上方修正期待大の企業でありながら

  • PER:10.7倍
  • PBR:0.89倍
  • 配当利回り:4.10%

と、まだまだ割安感がある水準ですね。

8934 サンフロンティア不動産

中古不動産の改装・販売やビルの再生事業を展開している会社です。

中間決算では

サンフロ不、上期経常は72%増益で着地

出典:株探

と、こちらもコロナ影響から回復していることがわかる決算を出してきていますね。

しかも

  • 5年平均上期進捗率:62.5%
  • 今期の上期進捗率:80.7%

と、「既に通期予想の8割に到達」という状況です。

業績と配当の推移
  • リーマン・ショック時は赤字転落
  • その後は右肩上がりで事業成長をするもコロナショックで業績落ち込む
  • 2022年度はコロナショック前の水準に迫る勢い
  • 営業利益率が15%〜20%と高収益なビジネスモデル
  • 配当金は2012年以降、10年間減配なし
  • コロナショックでも減配しなかった
  • 10年間で10倍以上に増配

株価の推移
  • コロナショック前の高値水準にはまだ回復できていない
  • 過去10年間で株価はボックス相場
  • まずはコロナショック前の1,382円を越せるかがポイント

業績・株価はコロナショック前にあと少しという水準ですが、

  • PER:6.8倍
  • PBR:0.71倍
  • 配当利回り:4.09%

と、まだまだ割安感がある水準ですね。

まとめ:進捗率をチェックして上方修正を見極めよう!

ここまで「上方修正の基準」と「上方修正が期待される優良高配当銘柄」を紹介してきました。

まず、上方修正のルールは決められており

  • 売上:±10%の乖離
  • 営業利益・経常利益・当期純利益:±30%の乖離

がわかったタイミングで「上方修正」or「下方修正」を発表することが決められています。

そのため、四半期単位の進捗率で「上方修正が期待できる」ペースは

  • 1Q決算:32.5%
  • 2Q決算:65%
  • 3Q決算:97.5%
  • 4Q決算:130%

が基準となってきます。

そして、この「上方修正が期待できるペースの優良高配当銘柄」として

コード銘柄名対前年比対通期進捗率
8999グランディハウス270%66%
8012長瀬産業110%66%
9436沖縄セルラー電話20.40%66%
8001伊藤忠商事140%67%
8795T&DHD-56%67%
8316三井住友FG82%68%
9312ケイヒン42%69%
5232住友大阪セメント6%70%
8630SOMPOHD150%71%
8411みずほFG49%73%
9880イノテック230%74%
8766東京海上HD240%76%
8934サンフロンティア不動産73%81%
4502武田薬品工業130%81%
8306三菱UFJFG67%92%
対前年比・対通期進捗率は経常利益ベース。経常利益の会社予想が発表されていない場合は純利益ベースで算出

の15社を紹介しました。

そして、この中から特に気になる銘柄を厳選して

  • 8999 グランディハウス
  • 9880 イノテック
  • 8934 サンフロンティア不動産

の3社を紹介しました。

自分が保有している銘柄を「上方修正が期待できるかどうか?」の視点で見ると、決算が更に楽しみになりそうですね。

今後もブログ・Youtubeを通して、「優良銘柄」を様々な切り口で紹介していきますので、参考になったと思っていただけたら

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投資家バク
みんなのお金の不安を食べるバク。 配当金が主食。 中の人は30代のポンコツ社内SE。 総資産2400万円を突破!ポートフォリオや家計収支を全て公開しています。 20代の頃はギャンブル投資で数百万円を失うも、現在は高配当・インデックス投資を学び、資産拡大中。 大手SIer→人材業界の社内SEへの転職経験があります。

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